ネタもとサービスを「漫画」でわかりやすく紹介

成長意欲ある企業にPRは必然

成長意欲ある企業にPRは必然

ベンチャー企業で成長意欲があれば、
必然的に「広報活動」が必要になる

高齢者が安心して笑顔で暮らせる地域社会の実現を目指し、「介護」「人財」「IoT&AI」「金融」「海外」の5本柱で介護総合支援事業を展開している、インフィック株式会社

以前は㏚代理店を活用されていましたが、「会社にノウハウが残らないのに利用料金が高い」ことを懸念し「ネタもと」を導入されました。

今回は、ネタもと利用歴7カ月のインフィック株式会社 代表取締役社長の増田 正寿様、社長室室長の笠原 真衣子様に、PRに取り組んだきっかけや、取り組んだことで得られた成果などについて詳しくお聞きしました。

当時の課題や悩みについて

広報活動に力を入れ始めたのは、10年前です。

当時、新卒採用を始めた段階で、リクルートが大きな目的でした。

弊社は介護事業以外にもさまざまな事業を行っていましたが、あまり認知されていなかったため、広報活動を強化し、企業価値を向上させなくてはと考えていました。

実は、それ以前から介護業界に広報活動が浸透していないと感じており、業界全体の情報発信への意識の低さが気になっていました。

その当時からの課題ですが、介護問題が社会問題となってはいたものの、世の中の人々の馴染みは薄かったと思います。

みなさん、避けて通りたい問題なんですよね。

そこで、会社として広報活動をいち早く行い、社会的な背景も伝えていくべきだと考えていました(増田社長)

ネタもとを導入する前の状況は?

10年前からしばらくは、自分たちでプレスリリースを作成し、業界メディアや記者クラブに投げ込みを行っていました。

幸い、静岡の企業なので地元メディアにも、徐々に取り上げられるようになりました。

しかし、私たちの考えるマーケットは静岡だけでなく全国的なものなので、もっと効率よく広報活動を行うために、一時期はPRコンサルタント(PR代理店)と契約をして動いてもらっていましたね(増田社長)

私の場合は、いきなり広報担当に任命されたのですが、私自身初めての経験で、広報ノウハウやメディアリレーションなどが全くなくて、社内に頼れる人もおらず、何から行うべきか非常に迷っていました (笠原様)

高齢者見守りセンサー「LASHIC」

「ネタもと」を選んだ理由

とある勉強会で「ネタもと」のサービスを知りました。

初めて聞くものだったので興味を持ったのもそうなのですが、ちょうど、PRコンサルタントと契約し業務を代行してもらうのでは笠原にノウハウが身につかないことや、会社にメディアリレーション(メディアリスト)をもらえないことが気になっていたときだったので、ノウハウが蓄積される「ネタもと」のサービスに需要を感じたことを覚えています (増田社長)

広報経験がない中で、さまざまなことを教えてもらえることが良かったです。

実際に、プレスリリースの書き方をはじめ、配信時間などのテクニックはもちろん、社内コミュニケーションや経営層との連携の大切さなど、自分では気づかなかったところを学ぶことができています。

現在も広報として動く中で、これらのことを頭に入れながら仕事をすることができるので、いい機会をもらったと思っています (笠原様)

具体的な活動内容や工夫したこと

週に2~3回、メディア側から届く「リクエスト」をチェックするようにしています。 時間がなくて「エントリー」までたどり着けないこともありますが …。

現状では、まだ「ネタもと」を30%程しか活用できていないと思うので、今後はより頑張って活用していきたいです(笠原様)

新卒採用を強化するタイミングでもあったのですが、「ネタもと」を活用してからは、会社としてさらに広報の重要度が高まりました。

なので、笠原の下に新しく広報担当を付けようと思っています。

これによって、更に効率よく「リクエスト」へのエントリーや情報発信ができると期待しています (増田社長)

PRに取り組んだことで得られた成果

PRに取り組んだことで、やはり外部からの問い合わせやアクセス件数が増えました。

リスティング広告も利用していますが、お金をかければかけるほど効果が出るので、記事掲載を見て問い合わせがあるのを見ると、広報活動の効果を感じます。

また、社会的な問題解決へ向けて取り組んでいるので、行政からの問い合わせがあるのも嬉しいですね (増田社長)

掲載になったときには何も動きがなくても、時間が経ってから問い合わせをもらうこともあります。

メディア掲載されることで、企業情報がアーカイブとして残ることの効果も実感しています (笠原様)

主な掲載媒体:夕刊フジ/シルバー新報/日本経済新聞 など

社内的な成果としても、メディア掲載に掲載されたときは、社内のSNSを通じて社員に周知しています。

普段、経営層に近いような社員には情報が伝わりやすいですが、すべての社員までは、どうしても言葉を届けることが難しいです。

その際に、記事の形で周知をすることにより、社内に幅広く情報を伝えることができるので、社内的な広報の効果も感じています (増田社長)

私が最も効果を感じたのは、リクルート面ですね。

新卒の内定者に掲載されたことを案内すると、親御さんからの信頼を得ることができていると感じます(笠原様)

確かに、それはありますね。

実際に内定者の親御さんから、「介護業界はダメだ」と言われた、という声を聞くことがあります。

その際に、親御さんに納得してもらえる材料にしてもらえるのは良いことですよね (増田社長)

どのような企業に「ネタもと」を勧めたいか

ベンチャー企業で成長意欲があるところは、必然的に情報発信などの広報活動が必要となってくるのでおすすめできます。

東京の企業に比べ、弊社がある静岡のような地方企業は、実はあまり広報活動に積極性を感じられませんね。

弊社のように東京にも拠点があるというところも多くはないですし。

しかし、これからどんどん働き方が変化してくる中で、広報活動の重要度が上がってくると思います。

実は、すでに県内の経営者の会などで広報活動が必要そうな企業には「ネタもと」を紹介しています(増田社長)

私のように、広報担当になったけれども、何から始めてよいか分からない企業にはいいと思います。

コツコツ自分で勉強するよりは、効率よく広報のノウハウを貯めることもできますし、自分自身では難しいメディアとのリレーションづくりにも生かせるので (笠原様)

自社の「介護以外の事業の認知拡大」の必要性と、「業界全体の情報発信への意識の低さ」に課題を感じていたという、増田社長。

10年前に広報活動を始め、以前は外部のPRコンサルタントに業務を委託していたものの「PRノウハウやメディアリストが自社に残らない」ことに気づき、「自走できる広報体制づくり」へと舵を切って7カ月。

経営者自らがPRの必要性を感じ、広報専任者を選出。外注から内製へと切り替えPR活動に取り組み始めたことで、社内・社外でさまざまな成果を得られているようです。

企業や商品サービスの認知拡大、優秀な人材の採用など、経営課題をお持ちの企業様は、今回の事例により、それらの改善にPRが効果的であることをご理解いただけたのではないでしょうか。

お忙しい中、取材に快くご協力いただきました、増田社長様、 笠原様、ありがとうございました。

参考:インフィック株式会社様 社員262名( 2020年10月現在)


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