こんにちは。ネタもと メディアリレーションズ部です。
今回は、株式会社アンドエーアイ様が、ネタもとが提供するサービス【リサーチ】を通じて、女性向けWEBメディアで掲載を獲得された成功事例をご紹介いたします。
株式会社アンドエーアイ様は、スマホアプリの開発事業をはじめ、AI活用やChatGPTの組み込み開発など、ITソリューション事業を展開している企業様です。
今回メディアが情報を募集したテーマは、<ビジネスにおいて挑戦している女性>というものでした。アンドエーアイ様は、創業者である西真央社長の起業エピソードをエントリーされたことでメディアの目に留まり、掲載という成果を得られました。

今回の成功要因としては、アンドエーアイ様が以下のポイントを押さえたストーリー作りをされたことにあります。
・エピソードとともに心情や考えも交え、人物の魅力を伝える
アンドエーアイ様は、西社長が“起業”という大きな挑戦をされたことを軸にしながら、なぜその事業での起業を志したのか、起業後の苦労、チャンスを掴んだきっかけ、今後の事業展望にかける思いなど、過去の挑戦だけでなく将来への新たな挑戦までを詳細に綴られました。
西社長の軌跡は、様々なご苦労の中、常に高いモチベーションでチャンスを掴んできたものです。
学生時代に4000万円というご両親の借金を背負い、大学を中退。アルバイトしていた会社に才覚を認められ、正社員として迎えられたのち、月20万円ほどの売上だった担当事業を月数千万円を売り上げるほどに成長させ、会社の中核を担う主軸事業にまで発展させました。
その成功体験での自信を背景に、ビジネスをゼロから生み出す楽しさから友達と3人でアプリ開発会社を起業。創業初月には資金を使い果たし、1年目の売上はなんと0円。貯金を切り崩しながらシェアオフィスのフリードリンクとお菓子で食いつなぐという厳しいスタートを切ったそうです。
そのピンチから、2年目で事業を受託開発に転換。徐々に経営を安定させ、その技術力の高さから大型案件を獲得できるようになります。大手の開発パートナーとしても選ばれるようになり、創業3年目にはなんと売上は1億円を突破したそうです。
このように、西社長の<挑戦ストーリー>は紆余曲折を経て成功を掴んだ、非常にドラマチックなご経歴ではあります。しかし、今回、メディアが注目したのは「経歴が珍しいから」ではありません。
アンドエーアイ様のエントリー内容には、こうしたエピソードを背景に、その時々に西社長がどのように悩み、考え、行動したのか、その心情が実に細やかに、赤裸々に書かれていたのです。西社長の人としての魅力が伝わる、熱量に満ちたものでした。
メディアは、ただ単に条件に合致している人を探しているわけではありません。記事の先には必ず読者が存在するため、メディアは読者が共感を得ることのできる情報を求めています。
今回のメディアの場合、ターゲット読者は30~40代の女性であり、多様な生き方の「ヒント」を届けることを編集方針としています。アンドエーアイ様のエントリーを読んだメディアは、西社長のエピソードだけでなく、その人物像に惹かれました。「この人のポジティブな考え方や、挑戦し続ける姿勢は読者の共感を得るに違いない」、メディアにそう思わせたことが最大の成功要因と言えましょう。
PRの本質は“ファンづくり”です。
人物インタビュー掲載へのアプローチは、いかにメディアや、その先の読者・視聴者が共感し、その人物のファンになるようなストーリーを描けるかがカギとなります。そうした意味では、エピソードはあくまで骨組みであり、人物をいかに魅力的に描けるかが決め手になるのです。
コーポレートPRにおいては、経営者や、その会社で働く人のファンづくりは大変有効です。是非、今回の事例を参考に、広くステークホルダーの共感を得る成果を得ていただきたいと思います。