こんにちは。ネタもと メディアリレーションズ部です。
今回は、ネタもとが提供するサービス『リサーチ』を通じて、日本コムシンク様がビジネス系WEBメディアでトップインタビューを獲得された事例をご紹介します。
日本コムシンク様は、コンサルティング事業やDX事業など幅広い領域でのシステム開発を行うエンジニアリング会社です。山里社長は、創業者であるお父様から2020年に事業を承継されました。

今回の成功要因は何と言っても
インパクトのあるタイトル付けでメディアの目を引いた
ことにあります。
今回、メディアが情報を探していたテーマは「経営を立て直した会長または社長」というものでした。
就任3年で売上を伸ばしただけでなく、エンジニアの地位向上という社内改革に取り組まれたご実績は、ビジネス系WEBメディアが取り上げるに魅力的なものですが、そのお取組み情報のタイトルに
【「守りの経営で茹でガエル状態」だった会社を大きく変革し3年で営業利益7倍 平均年収24%Upを達成】
と、【茹でガエル】というワードを使用したことでメディアの目に留まりました。
茹でガエルというのは「カエルはいきなり熱湯に入れると驚いて逃げ出すが、常温の水に入れて水温を少しずつ上げていくと逃げ出すタイミングを失い死んでしまう」という通説から、ゆっくりと衰退していく組織に使われる比喩です。
日本コムシンク様は、この比喩を使い、徐々に減っていく社員数・受け身体質の社風といったかつての状態を表現されました。
情報の内容がメディアの探していたテーマに合致していたことはもちろんですが、「日本コムシンクさんの情報タイトルにある“茹でガエル組織”というワードがとてもキャッチーだから、記事のタイトルにも是非使いたい!」と、メディア担当者のテンションが一気に上がりました。
実際に、掲載された記事のタイトルにも【茹でガエル】というワードが大きく使われています。
メディアの元には、毎日大量のプレスリリースやメールが届きます。実状を申し上げると、そのほとんどはメディアに目を通されることもないまま、捨て去られていきます。
そうした中で、どのような情報だったら目を通す可能性があるのか?と、メディアの方にお聞きすると、100%の方が「プレスリリースやメールのタイトルが興味深いもの」とおっしゃいます。
タイトル付けの重要性はあらゆる広報ノウハウで言われているところですが、それでもやはりメディアの手元に届く情報のほとんどが、宣伝チラシのようなタイトルであるとのことです。
媒体属性や、相手の探しているテーマを踏まえたうえで、いかに興味深いタイトルを付けることができるかこそ、広報ご担当者様の腕とセンスが問われます。
業種問わず、全ての方に参考にしていただきたい事例として、皆様の広報成果のお役に立てばと思います。