【メディアとの関係性構築編】
こんにちは、株式会社ネタもと カスタマ―サクセス部です。
みなさんは、専門家情報や社内の有識者情報をきちんと発信できていますでしょうか。
今回は消臭剤の製造・販売を行う企業様が、有識者の情報を有効的に発信し続けたことでメディア露出に成功した体験談をご紹介します。
当社は消臭剤メーカーとして、事業所用のBtoB商品はもちろん、家庭用のBtoC商品を取り扱っています。BtoCの商品は消臭ビーズや消臭スプレー、消臭に特化した柔軟剤などの取り扱いがあるものの、どれも消臭剤という商品であることから、写真や動画ではなかなか効果が見えにくく、画映えもしにくいため、メディアに取り上げられにくいという悩みがありました。
そのような状況でも自社の認知を高められるよう、長年消臭分野に携わってきたノウハウを活かし、工場や事業所からの臭いを測定し悪臭苦情を解決する、「臭気判定士」という国家資格を持った有識者の社員情報を積極的に出すようにしています。
その際に、ただプロフィールを伝えるのではなく、例えば「玄関の嫌な臭いを消す方法」や「梅雨の洗濯物の乾かし方のコツ」など消費者の生活に役立つ豆知識や雑学に関連させながらお話しするようにしています。
また、それらをブログで発信したり、プレスリリースでメディアへも継続的に発信したりすることで、有識者がアドバイスする記事として、女性向けライフスタイルWEBメディアに掲載してもらうことができました。
有識者としてメディアに出ることは、直接商品のPRにはなりづらく、一見、自社のPRにつながらないのでは?と思うかもしれませんが、会社の専門性を十分に伝えることができると感じています。
また、媒体にもよりますが、記事の最終ページには執筆者や情報提供者のプロフィールをまとめて紹介する枠が設けられるため、会社概要やホームページのURL、有識者などの情報を紹介してもらえる可能性があります。
以上、今回は、商品でのメディア露出は難しいため、有識者の情報を発信し続けたことで露出に成功した体験談をご紹介しました。
「商品やサービス情報を発信し続けているけれど、なかなかメディア掲載につながらない」という場合は、そこで諦めずに、専門家や自社商品の関連情報に詳しい有識者を立て、消費者にとって役立つ豆知識や雑学を発信することでメディアに掲載してもらえるチャンスが生まれます。
また、「この情報なら、〇〇社の有識者から話を聞こう」とメディアに認識してもらえるよう、常に特定の関連情報を発信し続けることも有効です。
同じような悩みを持つ企業様は、ぜひ参考にしてみてください。