
こんにちは。ネタもと メディアリレーションズ部です。
本日は、株式会社ファストコムホールディングス様がネットメディアに始まり、いくつものテレビ報道番組でも取り上げられたという事例をご紹介いたします。
ファストコム様は“モノづくりに対する総合企画会社”を社是とし、ITソリューション事業、メディア事業、建助事業を中心に幅広い事業を運営している企業です。
「人」の温かみや思いがこもった事業を形にすることにこだわり、ユニークなグループ企業をいくつも傘下に配置しています。
今回ネットメディアで取り上げられたのは、ファストコム様の社内制度です。
ファストコム様は2018年より、地方の契約農家から買い上げた米をグループ社員全員に対し月3キロ配布する『UCHINO米プロジェクト』という福利厚生制度を実施されています。事業を通じて地域の農家さんとも交流を持つようになったことをきっかけに、倒産・廃業が相次ぎ厳しい状況にある米農家を支援することを目的としました。 この制度は社員満足度も高く、また支給された米をこども食堂などに寄付する『返納米制度』も併設したことで、社員の社会貢献意識も向上しているそうです。

そんな折、2025年に大きな社会問題になったのが<令和の米騒動>こと、米の価格急騰です。
今回の騒動をきっかけに、米の流通や農家の現状に対する国民の関心は大きく高まりました。時代に合った取り組みとして、ファストコム様の福利厚生に注目が集まるのも必然と言えます。
しかし「たまたま米関連の福利厚生だったから注目された」わけではありません!
今回の成功ポイントは、
・様々な社会課題の解決に貢献する“三方良し”の制度設計
・2018年から続けている取り組みに新たな展開あり
にあります。
まず“様々な社会課題の解決”についてですが、
【持続困難な米農家】 ⇒ 直接買い取りによる安定した収入を提供
【社員】 ⇒ おいしいお米が会社から支給される喜び、社会貢献につながる取り組みへの誇り
【子ども食堂・施設など】 ⇒ 米の寄贈による人道支援
と、三方良しを実現する大変良く設計された制度です。多くの企業の福利厚生は社員満足度向上~離職抑止という社内の成果が主なのですが、社会や地域の課題にも貢献するこの取り組みは、メディアから見て世に知らせたい、公益性の高いものです。
次に“新たな展開”です。
この制度自体は最近始めたものではないので、新規性のある情報ではありません。しかし実は、この福利厚生を他の企業でも導入できるよう、ファストコム様は5月から事業化されたのです。制度が第二ステージに進化したことで、新規性が生まれました。
米農家の収益化はもちろん、施設への寄付による人道支援のためには、より多くの企業が参加し取り組み規模を拡大することが良策です。次世代に豊かなくらしを残すことにつながる、素晴らしい新規事業だと思います!
社会性・時事性・公益性に加え新規性まであるファストコム様の情報、ニュースバリューは満点です。
一番最初に取り上げたのはネットメディアでしたが、その後「ネット記事を読みまして・・・」と、テレビのニュース番組から連絡があったそうです。その番組で放送された後も反響は大きく、他の番組、また他の番組と次々に取り上げられ、まさにメディア連鎖を起こしています。
改めて【メディアはメディアを見る】という真理を実感した事例でした。
ユニークな制度を作ることは、どの企業様でも可能だと思います。やみくもに珍しさを狙うのでなく、その根底に強い思い、しっかりとした設計が必要です。
今回の成功事例が、皆様のネタ作りのヒントとなることを願っています!