こんにちは。ネタもと メディアリレーションズ部です。
本日は、株式会社家や不動産様が全国紙に掲載された成功事例をご紹介いたします。
家や不動産様は、東京都23区・千葉・埼玉・神奈川県等の不動産売買・仲介・賃貸をメインに、築古団地・マンション販売とリフォーム事業を掛けあわせた事業を展開しています。新築マンションの価格が高騰するなか、古い物件を生まれ変わらせて空き家問題に取り組むほか、セクシュアリティー・経済力・社会的立場により入居が断られてしまう“生活弱者”のお部屋探しのサポートにも注力されています。
その事業内容のユニークさや、社会的意義の高さは、メディアに注目されるのも当然ではあるのですが、今回 全国紙に取り上げられたのは、以下の活動を日頃からされてきたことが大きいです。
成功のポイントは大きく以下3点です。
・継続的な情報発信
・メディアの急な要望に即時に対応できる体制
経営者の広報理解
家や不動産様は、會田 雄一社長が自ら積極的に広報活動に参画されています。
この『広報PRのチカラ』でも様々なブログにて、PRとは経営機能であり、経営者の理解が必須であることをお伝えしていますが、家や不動産様はまさにそれを体現されています。自社の理念や、事業にかける想いについて一番語ることのできる社長が、メディアニーズを理解した上で広報に取り組まれていることが重要です。
継続的な情報発信
この全国紙では、急遽「1人暮らしの高齢者が部屋を借りられない実態」について特集を組むことが決まりました。そのため記者は、1~2日以内に取材が可能な、テーマに沿った事業者を探していました。
家や不動産様は、これまでも積極的に情報発信をされていました。つまり急ぎ情報を探す記者にとって、家や不動産様に繋がる種はすでに撒かれていた状態と言えます。時間がない記者にとって、記事テーマに合うか合わないかわからない企業に問い合わせをいれるのはとても非効率です。いままで継続的な情報発信をしていたからこそ、記者は確度高く取材対象企業を絞ることができます。
メディアの急な要望に即時に対応できる体制
「1~2日以内の取材」というメディアの要望にすぐ応えられたことも素晴らしいです。
こうした急な要望は珍しいことではなく、特にテレビ・新聞といった毎日常時の報道を行うメディアからは、「本日中に」「2時間以内に」といった速度での対応を求められることも日常茶飯事です。
このようにメディアの速度に対応できず、即時の回答ができなかったり、社内確認に時間がかかったりすると、時間の無いメディアからは「間に合わない!もう次をあたろう」とされ、チャンスを逃してしまいます。
さらに「この会社は確認に時間がかかる」と思われてしまうと、その後も声を掛けてもらえなくなってしまいます。このような残念な結果にならないためにも、企業は急なメディアの問い合わせにも即対応できる体制を整えておくことが必要です。
先のポイント【経営者の広報理解】にも繋がりますが、家や不動産様は、決定権を持つ社長ご自身が広報活動に深く関わっていることから問い合わせへの対応が非常にスピーディであり、その点も競合他社に比して高いアドバンテージになりました。
家や不動産様は、これらのポイントを押さえた広報活動により、全国紙掲載という大きな成果を挙げられました。あらゆるメディアの中でも、世の中からの信頼度が特に高い全国紙に取り上げられることは、企業のブランディングにとって大変有効です。しかしそれだけに、全国紙に掲載されることは簡単ではありません。
経営者の理解、体制、スピード。全て広報の基本ではありますが、改めて今回の事例が全ての企業様と経営者様にとって参考になればと思います。