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メディアとのリレーションを途切れさせない努力で成果を掴んだ成功事例

メディアとのリレーションを途切れさせない努力で成果を掴んだ成功事例

こんにちは。ネタもと メディアリレーションズ部です。
本日は、社会福祉法人栄寿福祉会様のアスリート支援取り組みが全国ネットの報道番組で大きく取り上げられた成功事例をご紹介いたします。

栄寿福祉会様は愛知県で6つの保育施設を運営されています。 【遊ぶために働け!】を理念に掲げ、保育士や教育者がライフワークバランスを取りながら質の高いサービスを提供することを目指した個性的な経営を行っています。産休・育休・時短勤務制度を常態化するなど、職員が自らのライフステージの変化に合わせて、活き活きと柔軟に働ける環境を整備していることも特色のひとつです。

そんな栄寿福祉会様のユニークな取り組みに、バレーボールのクラブチーム『Viore(ビオーレ)NAGOYA』運営があります。

Viore NAGOYAは栄寿福祉会様の寿台順章理事長がオーナーおよび監督を務めるアマチュアのクラブチームで、そのメンバーの多くが栄寿福祉会の保育士として働いています。

寿台氏が手に取ったフリーペーパーに大学の女子バレーチームが取り上げられており、ふと気になり調べたところ、保育科をもつバレー振興校は全国に100以上あることを知りました。

大学でインカレまで出るようなアスリートが就職を理由にプレイヤーを卒業してしまうのは惜しいと考えた寿台氏は、チームを設立し選手を保育施設に正社員雇用することで、働きながらバレーにも本格的に取り組める仕組みを作りました。
選手のセカンドキャリア支援だけでなく、保育業界に若い働き手を増やす試みでもあります。

インスタグラムのフォロワー数は女子実業団バレー界で日本一の6.5万人(2025年8月現在)

現在では全国から人材が集まっており、まさにユニークさと実績を兼ね備えた素晴らしい取り組みといえます。

しかし本日は
【面白い取り組みという理由だけで、全国ネット報道番組に取り上げられたわけではない】
ということをお伝えしたいと思います。

今回の本質的な成功ポイントは、

・継続的なメディアリレーションでチャンスを逃さない

です。

実は今回、メディアとのやり取りが始まったものの、途中でメディアからの連絡が途絶え、話が止まってしまいそうになったことがありました。
しかし栄寿福祉会様は、常に自分からメディアに積極的に連絡し続けることで、見事に成果に繋げました!

メディアは、その時々の世の中の動きや、全体のバランスを考え、扱う情報を臨機応変に調整します。

たとえば、冬の乾燥対策について取材しよう!と準備していても、政局の動きや国内での事件などによっては、乾燥対策は二の次となります。また、直近でインフルエンザ予防について取り上げた場合などがあると、「その中で乾燥についてもすでに触れたから、乾燥対策について今すぐに扱うのは難しいな・・・」という判断で見送られる場合もあります。
ニュース性を重視するメディアの特性上、優先順位が常に変動することは仕方のないことです。

しかしメディアからの折り返しや返信をただ待っているだけでは、時が過ぎ完全に種火が消えてしまいます。

「こちらからはもうメールしているから」とか「何だか忙しそうだから」など、メディアとの連絡に駆け引きや遠慮は必要ありません。
一度つかんだ縁をどれだけ手放さずにいられるかこそ、広報スキルが試されるところです。

今回の成功ポイントを生かし、ぜひ皆様にはメディアとの継続的なリレーション構築を試みていただければと思います。

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