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新商品・サービスのプレスリリースで大切なポイントは?「他と何が違うか」を明確にしよう

新商品・サービスのプレスリリースで大切なポイントは?「他と何が違うか」を明確にしよう

こんにちは。株式会社ネタもと 広報プロデュース部です。

本コンテンツでは、広報担当者の方の「業務のヒント」となる情報をご紹介します。

今回のテーマは、「商品・サービスの強みを明確に」です。
先日、ある企業の広報の方から次のお話しを聞きました。

メディアの方に商品の説明をしたとき、他にも同じような商品がありますが、何が違うんですか?と聞かれて上手く答えられなかった。商品、サービスの特徴、アピールしたいポイントは完璧に伝えられたと思っていたので、ショックだった。

広報に必要な「商品・サービスの“強み”」とは、自社視点だけではなく、世の中と比較した強みを伝えることが必要です。

日々多くの商品やサービスが誕生する時代。その中でメディアの方に「今、なぜその商品、サービスを取り上げるのか」を伝えるためにも「他と何がどのように違うのか」を明確にすることが大切です。

広報は情報ツウになろう!競合企業の情報は常にキャッチする習慣を
本来、商品やサービスの強みは商品開発の時点で決まっていると思います。しかし、経営視点で「ニーズがある」「利益率が高い」などのビジネスとしての目的で開発される商品は差別化が難しいケースもあり、全てが広報視点で商品開発をすることはできないことが現実です。

また販売決定から開始までの期間が短い場合も少なくありません。開発で考えている強みが差別化しにくいポイントである場合、その中でも自社独自の工夫がないかを見つけ、商品・サービスのニュースバリューを最大に伝えることが大切です。ただ、その際、イチから他社の調査をすることは時間もなく大変です。

広報の仕事は社外にPRすることだけでなく、「社外の情報をキャッチし、社内に伝える」という役割もあります。競合他社の動向、同カテゴリー商品の情報など、常にキャッチできる“アンテナ”を持ち、情報ツウの広報担当を目指しましょう。

商品・サービスの強みを、客観的に見てみよう
広報は、新商品、新サービスの発売決定時に開発の方に商品の特徴をヒアリングします。社外に情報を伝える広報の役割は「客観的に見る」ことが大切です。まずは商品、サービスの情報を正確に把握しなければ、他社との違いを比較できないため、質問項目を整理し漏れなく情報を整理します。

<主な質問項目>
・新商品、サービスの概要
・その新商品、サービスは誰のどのような課題を解決するか
・新商品で解決できる課題は、なぜ今まで解決できていなかったのか
・新商品を利用し、課題解決ができた後、ユーザーにどのような利益をもたらすことができるか
・他に類似品はないか、独自性はあるか
・他の類似品と比較して、どこに優位性があるか
・他と比較した優位性は、課題解決のポイントになる内容か
・開発を行う中で、苦労した点や工夫した点
・今後予定している展開
・新商品、サービスの発売で会社が目指す目標

など、開発担当者の方にヒアリングする中で気を付ける大切なことがあります。

まず、他社情報など、可能な限り関連情報をインプットしてヒアリングに臨みましょう。他社の情報を予習しておくことで、どの部分をより詳しく聞くべきかを想定することができます。

そして、何より忘れてはならないことは、開発担当の方にとって新商品、サービスは、新しいものを生み出す苦労を乗り越えてやっと発売にたどり着いた、まさに子どものような商品であるということです。

その思いに対してヒアリングでは「それは何が良いのか」を深く聞くことになり、聞き方を間違えてしまうと「尋問、ダメ出し」に聞こえる場合があります。

新商品開発の素晴らしさにリスペクトする気持ちを伝えながら、その商品の価値を社会に伝えるためにしっかりとヒアリングをしましょう。

万が一、他と比較して強みと言えるポイントがない場合
「他と何が違うのか」のポイントが見つからない場合、そのままプレスリリースにするとニュースではなく「新商品のお知らせ」になってしまいます。

その場合のプレスリリースの仕立て方として、開発のきっかけや開発する過程の中での工夫、新たにチャレンジしたことなどの開発ストーリーがないか、また今回の発表を新商品だけでなく、今後の構想の第一弾として発表できないかなどを検討します。

また、タイミングにより変更は難しいかもしれませんが、シンプルに商品名の工夫もおすすめです。新商品やサービスの特徴が分かりやすく、覚えやすいネーミングは「目に留まる力」を発揮することがあります。

さらに、年間で段階に分けて発表する計画を立てた上で新商品の発表を行うことも1つです。

まずは「新商品の発表」を行い、その後「導入事例や導入実績」「バージョンアップ」など、定期的に情報を発信することで認知につながる広報活動となるケースもあります。

新商品・サービスの発表は、事業にも影響する重要な発表です。しかし「新しいものを販売する」だけでは、日々発表される多くの新商品・サービスの中の1つになり情報も埋もれていまいます。

広報は「他と比較して何が違い、どこが新しく、なぜ今に必要な商品・サービスなのか」を伝え、ニュースバリューの高いプレスリリースを発表できるようにしましょう。

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