こんにちは。株式会社ネタもと 広報プロデュース部です。
現在、広報プロデュース部は10年以上広報PRの仕事をしてきた、株式会社ネタもとと、パートナーのPRコンサルタント、約25人のメンバーで構成しています。
本コンテンツでは、会社のファンづくりに欠かせない「コーポレートPR」の情報発信のコツをお伝えします。 |
今回のテーマは「記念日を活用したPR」です。
BtoB企業もBtoC企業も企業の認知度、ファンを作ることは事業にも大きなプラスになります。
しかし、コーポレートPRと言っても、何の情報を発信すればよいかわからないという質問も多くいただきます。
コーポレートPRはいろいろな視点、切り口で情報を発信することができますが、その中で「記念日を活用したPR」はどの企業でも取り入れることができる方法の1つです。
事業や商品に関連する記念日をピックアップ
記念日には有名な記念日がありますが、誰もが知る記念日以外にも、何千という記念日が制定されています。
記念日によって、毎年話題になるもの、ならないものがありますが、それぞれの記念日に合わせて活用方法のポイントがあります。
毎年話題になる記念日は、早めに準備をし、1カ月前にはメディアに情報提供をします。また、事業に関連する記念日は、新商品、新サービスではなく、既存の商品、サービスの情報を発信するチャンスになります。
有名な記念日は情報発信をするタイミングが大切
毎年話題になる記念日は多くの情報が発信されます。例えば「バレンタインデー」は昔からある有名な記念日の1つです。バレンタインに関連するニュースは年始のお正月の話題が落ち着くと徐々に増え、バレンタインの翌日2月15日まで続きます。
では、このバレンタインデーに関する情報発信はいつ頃にすれば良いのでしょうか。
話題になるメジャーな記念日は話題になる前に情報発信します。バレンタインデーは年始早々には話題になることから、情報発信は年始以前となります。しかし、年末年始はメディアも”年末進行”となり、情報収集を始める時期が早くなります。従って、12月の初旬から中旬、早い企業は11月にはメディアに情報提供を開始します。
記念日に合わせてアンケート調査や実績データを発表
事業に関連する記念日に情報発信をしたいと考えたときに、どのように発表すればよいかという質問もいただくことがあります。
発表方法の1つに「アンケート調査」の結果や、実績データを発表することがあります。
「本日は〇〇の日、〇〇についてのアンケート結果(今年のデータ)を公開」というイメージです。
また、ニッチな記念日は、調査や傾向のデータがあることで、ニュースバリューが上がります。これは商品やサービスに関連する記念日だけでなく、会社の働き方、制度を伝えたい「採用」の後押しとなる情報発信にも有効です。
<働き方や制度に関連する記念日>
・ハイブリッドキャリアの日
・副業の日
・仕事も遊びも一生懸命の日
・ワーク・ライフ・バランスの日
・育休を考える日
など
情報発信をするには「なぜ今発表するのか」の理由が必要です。
一番分かりやすい理由は「新しい商品、新しいサービスの発売開始」ですが、頻繁に新しい情報がないケースや、情報発信したい内容が新しい情報でないケースもあります。
そのときに記念日は「今発表する理由」となりますので、上手く活用してみてはいかがでしょうか。