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実は重要!いますぐ始めたいローカルメディアへのアプローチ

実は重要!いますぐ始めたいローカルメディアへのアプローチ

こんにちは、株式会社ネタもと メディアリレーションズ部です。

本日は【ローカルメディア】についてお話させていただきます。

日本テレビ・フジテレビといった【キー局】や、読売新聞・日本経済新聞といった【全国紙】のほかに、北海道テレビ・長崎放送など【ローカル局】、神奈川新聞・神戸新聞などの【地方紙】があります。これらをローカルメディアと総称します。

ローカルメディアは、その地域に密着した報道を行うことから、各地域では根強い支持を受けています。しかし放送範囲や販売範囲が狭いため、知名度や発行部数においてはキー局・全国紙よりも小さいです。

※なおテレビのローカル局は、系列のキー局から供給を受けている番組も多く、独自に制作するのは朝・夕方の情報番組や一部バラエティ番組が中心です

企業様によっては「読売や朝日など全国紙に掲載されたい」「全国ネットの人気番組で取り上げられたい」という気持ちが強く、部数に劣る地方紙などローカルメディアを軽視されることも、正直少なくありません・・・。

しかしそれは非常に悪手です。

新聞を例にした場合、全国紙に掲載されるためには、日本全国の社会・経済に影響を与えるニュース性が基本求められます。そのためにはある程度の企業規模や事業の知名度が前提であり、ハードルはかなり高いものとなります。

一方、地方紙は、その地域の社会・経済に影響を与え、地域に住む人たちにとって有益な情報であることが重視されます。範囲こそ限定されますが、対象となる企業数は全国紙に比べて広いため、掲載される可能性もグッと高くなります。

またローカルメディアは、その地域に愛情とリスペクトをもって運営されています。

地域に本社を構える企業や、出身者が代表を務める企業についても、ともにその地を盛り上げる・地域の人に喜びを提供するという共通目的のもと、親身に話をきいてくださる記者も多いのです。

そして何よりも、現代においてはほとんどのローカルメディアが、WEB版や見逃し配信を行っています

それらはもちろんキー局や全国紙の配信と同じく、全国どこからでも視る・読むことができます。Yahoo! JAPANのトップニュースがローカルメディアの記事であることも当たり前に多いですし、見逃し配信の全国ランキングの上位に地方局の番組が入ることも珍しくありません。

ローカルメディアで取り上げられた内容が全国に派生し、どんどん大型メディアに連鎖していくパターンは近年急増しています

(Youtuberの『ゆたぼん』さんも、もともとは琉球新報に取り上げられたことをきっかけに、後追いで全国メディアが注目しました)

そうした意味でも、ネタもとリクエストではローカルメディアのリサーチをとても大事にしています。

<ネタもとリクエストとは>
ネタもとサイトが提供するサービスのひとつ。ネタもとに登録しているメディア関係者から寄せられる、月60件以上の「いま欲しいネタ」リクエストに自社情報をエントリーし、マッチングを実現します。マッチングが成立するとメディアから連絡があり、取材や掲載につながります。メディアがいまどんな情報を求めているのかを知ることができ、またエントリーに対するレビューを今後の広報活動の参考にしていただけます。

事例を1件、紹介させていただきます。

この企業様は、東京に本社を置き不動産事業を行っていらっしゃいます。家の建築に必要な木材は7割が輸入頼みであることから、この企業様はCSR活動の一環として、日本全国各地の森林保護や植樹などを行っていました。

そんな折、ネタもとリクエストで地方紙より「〇〇県で地域貢献を行っている企業」というリクエストが上がり、該当地域で植樹を行う予定だった企業様は、なぜ植樹に取り組むのか・今までの実績や写真などを交え、このリクエストにエントリーしました。

ウッドショック(木材の高騰)が深刻化している社会時事もあり、この取り組みはめでたくマッチング成立となり、植樹の様子が地方紙とWEB版に掲載されました。このWEB版の記事は大型ポータルサイトにも転載され、それをきっかけに全国紙から取材の問い合わせを受けることができました。

この事例のように、最近は地産地消や産学連携など、地域振興に取り組む企業様も増えています。また、リモートワークを活用した本社移転や地方移住など、地方をポイントにした新しい働き方を取り入れる企業様もあります。つまり、あらゆる企業様にとって地域ネタを創出できる機会はある、ということです。

地方が元気になることは、これからの日本にとって大いに意義があります。ローカルメディアと企業様がwin-winの関係を築き、これからもどんどんポジティブな情報発信が行われると嬉しいですね!

記事の内容は、以下の動画でもご覧いただけます

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