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専門的な情報を一般メディアにも注目させた、BtoB事業の成功事例

専門的な情報を一般メディアにも注目させた、BtoB事業の成功事例

こんにちは。ネタもと メディアリレーションズ部です。

本日は、株式会社ナカノフドー建設様がメディア掲載を獲得された成功事例をご紹介いたします。

ナカノフドー建設様は、創業90年以上、全国に拠点を持つ総合建設事業者です。国内だけでなく、海外28カ国において建設、開発プロジェクト、建設技術協力など様々な事業を展開しています。

今回、ネタもとが提供するプログラム【リサーチ】を通じて、ナカノフドー建設様が注力されている人的資本経営・社員育成の取り組みが、SDGs専門WEBメディアに取り上げられました。

若手社員の離職防止と、スキル向上を目的に実施されている若手技術社員研修の様子

成功のポイントは大きく以下2点です。

・専門性を語るのではなく、取り組みの背景を丁寧に説明
・業界や自社の課題を正直に伝える

専門性を語るのではなく、取り組みの背景を丁寧に説明

ナカノフドー建設様はSDGsメディアへのアプローチ情報として、人的経営の一環である社内の技術研修を挙げられました。

建設業における技術職には高度な専門性が求められますが、メディアを含む業界外の人間が理解するにはなかなか難しいところもあります。

ナカノフドー建設様は、研修内容の専門性を語るのではなく、その研修を実施する背景や必要性、取り組みの工夫を簡易な言葉で丁寧に解説され、誰が見ても「この研修は素晴らしい取り組みである」と感じられる内容に仕立てました。

BtoB事業の企業様は、往々にして自社の技術力をアピールする意図で、専門分野について詳細に語る傾向にあります。しかし業界メディア以外の記者は、それがどのようにすごいのかを理解することができません。

結果、「なんだか難しいことがたくさん書いてあるけど、よくわからない・・・」と苦手意識を持たれてしまい、プレスリリースを最後まで読むことなくパスされてしまうのは、本当にもったいないことです。

業界や自社の課題を正直に伝える

人手不足は多くの業界で深刻化しています。その中でも建設業は「3K」(きつい、汚い、危険)と言われる職場環境であること、希薄な人間関係であること、拘束時間の長さから体力的にも厳しい職種であることなど、ナカノフドー建設様は業界の課題を客観的に挙げられ、その上で自社がいかに改善に取り組んでいるかを解説しました。

さらに「現場社員は5年で半分、10年で1/10まで減少しています。特に中間層となる30代40代が少なく、若手の大量離職に拍車がかかっています」と、自社を含む問題点を正直に且つ具体的に書かれたことが、メディアの信頼を高めました。

自社の課題を明らかにするのはポジティブなアピールにならないのではないかと、消極的な企業様も少なくありません。

しかしメディアは

「社会にとって有益な情報を世に伝える」

ことをミッションとしています。そのため、寄せられた情報のリアリティについてかなりシビアな目で判断します。 良いことしか書いていない情報を渡すよりも、業界や自社の問題点も明らかにしたうえで、その解決のために取り組んでいる姿勢は、誠実な情報提供者としてメディアの信頼を得ます。

これらのポイントを押さえた情報発信により、ナカノフドー建設様は見事に掲載を獲得されました。

近年の広報において、こうした社内の取り組みについてメディアに取り上げられることは、インナーブランディングや採用の観点からも、とても価値があります。

以上、特に専門領域における情報発信を成功させたい企業様には、ぜひ参考にしていただきたい事例としてご紹介しました。

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