【無料】広報PR戦略ウェビナーを毎月開催中!

スピーディな対応で報道番組に取り上げられた成功事例

スピーディな対応で報道番組に取り上げられた成功事例

こんにちは。ネタもと メディアリレーションズ部です。

本日は、ネタもとが提供するサービス【リサーチ】を通じて、テレビの全国ネット報道番組に取り上げられた成功事例をご紹介いたします。

株式会社ニッポン手仕事図鑑様は、日本各地の伝統産業技術が後の世に継承されることを目指し、職人の技術や文化を紹介する動画メディアを運営されているほか、後継者のいない工房と職人志望者をマッチングさせる後継者育成事業をされている企業様です。

今回ニッポン手仕事図鑑様が報道番組に取り上げられたきっかけは<社会課題の解決に取り組む企業を募集>というテーマのリサーチでした。

後継者育成インターンを行う伝統技術者と学生

その成功要因としては、下記が挙げられます。

・スピード感のある対応を行ったこと
・時事にあったタイミングで情報提供を行ったこと

テレビ番組は、放映する素材を作るために、撮影できる画がどれくらいあるのかを重要視しています。
ニッポン手仕事図鑑様は、後継者育成のために工房で行っている学生のインターンシップについて、エントリー資料に実際のインターンシップの写真を添付していました。

しかし、メディアはそれだけでは撮影可能な場所がわからなかったため、企業様に問い合わせを行いました。企業様は撮影可能な複数の工房のリストを即時でメディアへ送る対応をし、それによりメディアはすぐに取材場所の選定を行うことができました。このスムーズなやりとりが実を結び、取材の実施と実際の放送に繋がりました。

報道番組は日々起こっているニュースを追っているため、対応が遅れてしまうとその情報を扱う優先順位が下がってしまう可能性があります。そのため、企業の広報担当者はスピーディなメディアへの対応が求められます。

メディアとのやりとりのスピードを上げるためには、事前準備が有効です。今回の場合であれば、ニッポン手仕事図鑑様は事前に各工房に取材対応の可否を確認し一覧化していたため、即時の対応ができました。

また、メディアは【今取り上げる必然性】も必要としているため、タイミングも重要です。今回は特に、報道番組であったことから、時事性や社会性が求められます。放映された2024年7月は、日本を訪れる外国人の数が7カ月連続で過去最多になったことが話題になっていました。

多くのメディアが様々な切り口でインバウンド動向を報道する中、海外からも注目度の高い“日本の伝統工芸”というキーワードに紐づく「技術の後継者育成事業」は、メディアにとって情報を取り上げる必然があるタイミングだったと言えます。

このように、自社の情報を時事や社会と結びつけ、良いタイミングで発信することで、ニュースバリューは何倍にも大きくなります。

この事例から、メディアとのやり取りを行う際に、スピード感とタイミングを意識することを参考にしていただければと思います。

広報お役立ちブログカテゴリの最新記事