
こんにちは。ネタもと メディアリレーションズ部です。
本日は、ネタもとのリサーチへのエントリーから経済紙の記事に掲載された、株式会社タム・タム様の事例をご紹介いたします。
タム・タム様は名古屋市に本社を置き、プラモデルから鉄道、ミニカーなど幅広いホビー商品を取り扱う総合ホビーショップを全国に展開されています。今回、タム・タム様がエントリーされたリサーチは、経済紙記者から寄せられた「愛知県名古屋市に本社を構える中小企業の経営者を探している」というものでした。

この条件にタム・タム様が当てはまったのはもちろんですが、かといって名古屋市に本社があれば新聞に掲載されるという簡単なものではありません。では、今回の勝因は何だったのでしょうか。
今回、成功のポイントは
具体的な新しい情報を開示することで、メディアが求める“ニュース性”を高めた
ことだと言えます。
メディアは、特に今回のような新聞というメディアは特に、なぜ【今】この情報を報道するのか、という“必然”を求めます。必然がなければ、その情報をわざわざ世に知らしめる理由がないからです。
今回タム・タム様は、トップインタビューを検討するために必要な
・経営者のプロフィール
・経営における山あり・谷ありストーリー
などに加え、今後の展望として「12月に出店エリアを拡大し四国に初進出、全国20店舗体制を予定している」という具体的な事業計画を開示されました。
この新聞記者がリサーチを行ったのは7月でした。初秋に記事掲載をイメージしていた記者にとって、タム・タム様の事業拡大を取り上げるのは高いニュース性があると感じられるものでした。
そして取材は行われ、10月に「ホビーショップ運営のタム・タム 12月、四国に進出 20店舗体制めざす」という見出しとともに記事が掲載されました。
プレスリリースなどでも今後の展望については、時期や規模など具体的な表現を避け、抽象的な“願望”になってしまっている企業様は意外と多くいらっしゃいます。
しかしメディアは、今後予定している新しい情報があることで格段に関心を高めます。新規性のある情報は、報道する“必然”があるからです。
このように、メディアに向けた情報発信をする際は、その情報に新規性を意識されることをお勧めします。
今回の成功事例を、ぜひ皆様の広報活動の参考にしていただければと思います。