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我が社の入社式をPRしたい!押さえておきたい3つのポイント

我が社の入社式をPRしたい!押さえておきたい3つのポイント

こんにちは。株式会社ネタもと メディアリレーションズ部です。

4月を迎え、スーツの着こなしもどこかぎこちない、新社会人と思しき方々を街で見かけるようになりました。おめでとうございます!心からお祝い申し上げます。

さて、例年同様、昨日は各テレビ局の夕方ニュースなどで入社式の様子が報道されました。日本を代表する大手企業の入社式のほか、タレントがゲストで祝辞を述べる会、一風変わったセレモニーやゲームを行う会など、毎年いろいろな企業が紹介されます。

そのためか、多くの企業様が自社の入社式についてニュースレターなどで情報発信しています。
本日は、こうした入社式PRについて、メディア目線からお話いたします。

入社式PRの失敗で“あるある”なのですが、最初の1行に「4月1日に入社式を行いました。」と書かれた、レポートのようなニュースレターである時点で、当然入社式はもう終わっています。

すでに終わったことを知らされても、メディアができることはほぼありません。

たとえ「面白い取り組みだなあ」と思ったとしても、もうその式典は終わってしまっています。テレビメディアであれば、撮影することも、出席者にコメントを取ることもできません。そうなると、メディアにとってこの情報は不要だった、という残念な結論になってしまいます。

入社式をメディアに取り上げてもらうためには、下記を意識しましょう。

  • 事前に開催詳細、注目ポイントや撮れる画などの情報を発信する
  • イベント内容が、企業プロフィールや事業内容に関連している
  • “時代らしさ”のあるストーリーを作る

まず①ですが、前述の通り、すでに終わった後では何もできません。入社式の取材を行うのはテレビメディアであることが多いので、3月上旬には日時場所や取材ポイント(著名人の参加や、何か独自性のある企画内容など)、撮影できる画のバリエーション(新入社員のコメントは撮れるか、どんなシーンが撮れるかなど)を情報発信しましょう。

②は、意外と重要なポイントです。

それがどんなに面白い企画でも、その企業との関連が見えなければ、メディアはあまり魅力を感じません。たとえば家具を作る会社が入社式でモノマネ大会をしても、意図がよくわからないですよね・・・。それよりも、入社日に自分のデスクを自分で作る、といった企画の方が、その企業ならではの面白みがあります。

③は、入社式に関わらず、毎年のイベントネタは「いま取り上げる必然」が求められます。そのため、時事や社会課題と紐付くような背景・設定などがあると、メディアから関心を持たれやすくなります。

ここで、「ユニークな入社式を予定している企業」というネタもとリサーチにエントリーし、見事取材を獲得したIT企業様の成功事例をご紹介します。

<ネタもとリサーチとは>
ネタもとサイトが提供するサービスのひとつ。ネタもとに登録しているメディア関係者から寄せられる「いま欲しいネタ」のリサーチ依頼に自社情報をエントリーし、マッチングを実現します。マッチングが成立するとメディアから連絡があり、多くの場合が取材や掲載につながります。メディアがいまどんな情報を求めているのかを知ることができ、またエントリーに対するレビューを今後の広報活動の参考にしていただけます。

その企業様は5人の新入社員を迎えるにあたり、全員が技術系専門卒だったことから、IT企業らしい入社式を企画されました。

この年はまだコロナ禍の最中にあり、この企業様はリモートで入社式を行いました。その入社式で社長から、課題プログラムのテーマを発表。新入社員たちは終日WEB会議サービスを繋ぎながら5人で協力し合い、時には周りの社員たちもWEB会議に顔を出してはサポートし、1日をかけてプログラムを作るという試みです。

リモートワークは実用的な一方で、社員コミュニケーションが希薄になるという側面もあり、多くの企業が頭を悩ませていました。そうした中でのこの企画は、新入社員同士や先輩社員とのコミュニケーションを狙った“時代らしさ”もあり、システム開発を手掛けるこの企業様ならではの面白さもあります。
この入社式がメディアの目に留まったのも納得です。

働き手不足で採用難が続く中、入社式PRはコーポレートブランディングのひとつとしてオススメです。
会社の規模や事業内容を問わずチャレンジできるので、是非とも企画してみてはいかがでしょうか。

自社商材と消費者の接点はどこなのか、是非できるだけたくさん見つけていただきたいと思います!

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