本日は、総合建設コンサルタントの八千代エンジニヤリング株式会社様がメディア出演を獲得し、その結果、一般消費者へのファンづくりに成功された事例をご紹介します。
このたびネタもとが提供するプログラム「リサーチ」を経由し、ラジオ番組に社員の方がゲスト出演されました。
この番組は、関東広域圏AMラジオで放送され、さまざまな企業の取り組みを経営者や社員へのインタビューを通じて紹介するものです。
この企業様が出演を獲得されたポイントは、メディアへの情報提供にあたり
かと思います。
BtoB事業やBtoG事業は、専門的な知識や用語を使わずに説明することが難しいものが多く、生活に紐づくBtoC商材に比べて理解しにくいです。また、ほとんどが有形商材ではないため、相手に具体的な事業内容をイメージさせることも困難な傾向にあります。
今回、番組に出演されたのは、八千代エンジニヤリング様で「地質技術者」としてご活躍中の社員さんです。ダムや道路を造る予定地にて、現地の地形や地質、水の流れを調査することでその土地の安全性や環境面を評価する重要な役割を担われています。この方は、幼少期から石をこよなく愛する”石オタク”でもあり、まさに”天職”に就かれていらっしゃいます。
八千代エンジニヤリング様はメディアへの情報提供において、
この社員様の石オタクぶりを面白エピソードとして前面に押し出すことで、メディアの興味を喚起しつつ、「社会インフラに技術・知見を提供する」という自社の使命をとてもわかりやすく説明されました。
そのため、ラジオスタッフも事業内容をスムーズに理解することができたようです。
八千代エンジニヤリング様に、今回の放送の反響を伺ったところ、
「BtoG事業のため、ふだん一般の方からお問い合わせがくることは殆どありませんが、ラジオリスナーから代表電話に連絡が来て、『ラジオを聞き感動して連絡しました。とても興味深く、八千代エンジニヤリングさんの事業内容をよく理解できました』
との感想をいただきました。
出演した社員も、
まさか一般の方からのリアクションが来るとは思わず、とても驚いたと同時に嬉しく、会社や職務に誇りを持つことができました」
とのことです。
専門性の高い事業のPRは、誰でも理解できるようなわかりやすい説明にまで翻訳できるか否かが鍵となります。
慣れ親しんだ専門用語を使わずに表現するのは難しいかもしれませんが、掲載が獲得できれば、ファンづくり(アウターブランディング)に繋がりますし、またそれによる社員のモチベーション向上(インナーブランディング)にも大きな効果があります。
専門的な知識や用語を使わずに説明することが難しい商材を扱っている企業様は、ぜひ今回の事例を参考になさってみてください。