広報未経験から経営に広報PRを組み込み
社会性ある事業価値をメディアを介し可視化
認知拡大と採用で同時に成果を生み出すことに成功

企業と大学の部活動をつなぐ独自のプラットフォーム「SPONSORS BOOST」を開発・運営している、株式会社スポンサーズブースト。
企業が大学の部活動に小口スポンサー支援を行い、学生支援と新卒採用の早期接点づくりを実現する採用支援を行っている企業で、大阪本社・東京拠点を基盤に、地方企業の採用支援にも注力しています。
今回は、ネタもと導入から4年目となり、広報PRを経営に取り入れることで様々な成果を挙げている、株式会社スポンサーズブースト CEO 西里 将志 様、以前の契約主体として広報活動を推進されてきた、株式会社インバウンドホールディングス 代表取締役の坂本 正樹 様、そして両社の広報担当である中埜 久仁子 様にお話を伺いました
「ネタもと」導入前の経営課題・悩み
スポンサーズブーストの代表である西里が、社会的意義があることに対して非常に積極的だったため、Webプラットフォーム「SPONSORS BOOST」の事業を始めました。
大学生の部活にスポンサーをつけるという活動なのですが、今、日本全体がどんどん貧しくなってきて、なかなか学生の部費を捻出できるようなご家庭が少なくなってきているように感じます。たかだか数万円の部費ではあるのですが、その数万が出せないために、部活を辞めざるを得ない学生が結構いるんですね。
その部費を援助することで企業と学生に接点を作り、後に学生が新卒で社会人になるときに貴重な人材としてうまく企業に採用されるよう、そういった仕組みを作って企業を参画させることで、うまく回っていくのではないかと考えたのです。
今は人材難で、新卒学生を採用するのも苦労している企業が多くあります。こういった部活の援助と就活という、学生と企業をうまくマッチングさせられれば社会的意義にもなるのではないかと思っています。
このサービスは開発にかなり時間をかけており、スポンサーズブーストの設立は2023年ですが、2025年の8月にWebプラットフォーム「SPONSORS BOOST」のサービス開始となりました。
しかし、実際に事業を進める中で、想定以上にハードルの高い現実にも直面しました。
学生側は、「企業からお金をもらえる」と聞くと一見メリットがあるように思えましたが、実際には「詐欺ではないか」「自分たちは何をされるのか」といった警戒心が強く、参加が決まりにくかったのです。さらに、大学を介した取り組みであるため、大学側からの承認や制限が入ることもあり、学生の確保は想像以上に難しい状況でした。
企業側も顧客確保に苦労しました。当時は部活へのスポンサーという形態自体が珍しく、採用や人材確保につながるかどうか、十分に理解されていなかったため、なかなか顧客が集まらなかったのです。
もちろん、ベンチャー企業として人材採用や離職率といった課題もありますが、サービスをローンチしたばかりの段階ですので、特に大きな障壁とは感じていませんでした(坂本様)

「ネタもと」導入前の広報PR活動状況
これまでは広報というものに苦手意識があったので、広報活動を行おうとはまったく考えていませんでした。自分のポリシーとして、実力もないのに表に出て背伸びをして見せたがることはやりたくなく、そういったことに対して嫌悪感があったのです。広報をやるくらいなら、サービスを磨いて営業した方がいいのではないか、広報などいらないのではないかと思っていました。そのため、実際に広報活動は一切やっていませんでした。
また、事業拡大(売上)や人材採用、離職率低下のようなことが広報によって改善できるとは、まったく思っておらず、クリティカルな経営課題を解決したいというよりも、少し知名度が上がるとか、何かいいことがあるかな、営業にプラスになるかなという程度の認識でした(坂本様)
「広報PR活動」を重視するに至った理由
広報活動を始めたきっかけは、ネタもとの営業担当から連絡をいただき話を聞いたことでした。それまで広報活動の経験はありませんでしたが、ネタもとを活用できるのではないかと感じ、関心を持ちました。
ただ、当初は広報を表層的にしか捉えておらず、メディアに取り上げられる機会を増やせる程度の認識でした。それでも、これまでまったく広報活動を行っていなかったため、この機会に売上・採用などに何かプラスになれば良いという期待と、自分自身がこれまで見えていなかったことに気づくきっかけになればという思いもあり、広報活動に着手することを決めました。
広報活動を始めるにあたり、広報経験のあった中埜さんに、スポンサーズブーストでの広報をお願いし、サービスローンチ後から本格的に広報活動を開始しました。
現在ネタもとと契約を続けているのは、私が社長を務めるインバウンドホールディングスと、西里が社長を務めるスポンサーズブーストの2社です。スポンサーズブーストはサービス開始当初こそ目新しさがありましたが、現在は競合も出てきています。新しいサービスとはいえ参入障壁はさほど高くないため、事業を進めるにはスピード感が必要でした。類似サービスが登場しても第一想起される企業が強いという認識から、メディアの力を活用していくべきだと西里と相談し、広報活動の強化を決めました(坂本様)
数あるPR支援の中で「ネタもと」を選んだ理由
ネタもととの最初の出会いとしては、ネタもとの営業担当からダイレクトメールで連絡がきたことがきっかけです。僕は基本的に自分の知見を広げるためにも、サービスの営業連絡に関しては、その場で断らず、一度話を聞くようにしています。
その際に、広報についての話を伺い、メディアが求めている情報に対して効率よくアプローチができる『リサーチ』というサービスに一番価値を感じました。というのもメディアが探しているネタに対して、そこに自ら挙手できるのでメディア掲載の打率が上がるのだなと、ロジックで納得でき、とても良いサービスだなと思ったためです。
また、契約すれば強制的に広報活動を進めざるを得ないという、ある種の背中を押す効果もあるなと期待をしました。
これまでは、広報活動などの露出よりも、サービスを磨くことに専念することを重視していましたが、ネタもとの営業担当の話を聞いたこの機会にと、広報を始めたため、PR会社を含め、ほかの広報関連サービスとの比較検討は行っておりません。ネタもとのサービスに魅力を感じたため、そのまま契約を決めました。
ネタもとと最初に契約したのは、以前私が経営に関与していた〈日本エンターテイメント〉です。ネタもとのサービスを利用する中で、その価値や広報活動の重要性を実感し、より成果が見込める事業として、企業の認知拡大やスポンサー獲得を目指し、スポンサーズブーストおよびインバウンドホールディングスへ契約を切り替えました。
このような経緯から、ネタもととのお付き合いは今年で3年目となります(坂本様)
「ネタもと」を利用し得られた成果
スポンサーズブーストがメディアにも取り上げられるようになって、自社のインターン学生も増えました。またインバウンドホールディングスでも、「SPONSORS BOOST」を通じていくつかの大学の部活の支援をしています。そうするとその部活に所属している学生がインターンとしてきてくれることも増え、今年はそのインターン生から新卒採用が決まったんですよ(西里様)
スポンサーズブーストにおいては、広報活動を通じてメディアに取り上げられたことで、認知度が拡大されたと感じています。
一方、インバウンドホールディングスでは、施設がメディアに取り上げられたからといって、すぐに人気の宿になり予約が埋まるかというと、そうではないというのが冷静な感想です。ただ、メディア露出によって一発逆転を狙うのではなく、むしろそういった露出をコツコツと積み上げていくことで、認知度が広まっていくのだと考えています。一回露出したくらいでは、体感として「とても効果があった」とは言えないですね。
それでも、メディアに取り上げられることには大きな意味があります。現在うちで働いているメンバーは若いので、メディアに取り上げられるととても喜びますし、「自分たちがやっていることはすごいのではないか」と感じてくれていると思います。そういった意味では、チームのモチベーション向上にもつながりますし、メディアに取り上げられて良かったと言えます(坂本様)
テレビ番組で一度取り上げていただいたことをきっかけに、他の番組にも連鎖的に取り上げていただきました。テレビ東京の「WBS(ワールドビジネスサテライト)」をはじめ、NHKや日本テレビ、さらに福岡のKBC九州朝日放送などにも取り上げていただいています。
ネタもとが起点でつながったメディアももちろんありますし、そこから認知が広がっていったという感触があります。中埜さんがうまくネタもとと連携しながら進めていってもらって、ありがたく思っています。
実際に、福岡でメディアの影響力を実感する出来事がありました。私は福岡出身なのですが、帰省した際に地元の電機店で会社用のパソコンを購入したのです。その時に、領収書の宛名に「スポンサーズブーストでお願いします」と言い書いてもらったら、店員さんから「KBCの朝の番組で見ました。面白いサービスですよね、素敵です」と言ってもらえたのです。
まさか地元のふらっと立ち寄った電機店でも、自社を知ってもらえていたということが非常に嬉しくて、普段はドライなのですが、とても感動しました。このエピソードをミーティングの際にメンバーたちにも話したら、皆喜んでくれました。こういったことでも認知拡大を実感しています。
ちょうどWBSに出たあとに、問い合わせも数件ありましたし、「見てもらっているんだな」ということを感じました。当初の課題であった学生側の参加ハードルについても、徐々に改善が見られています。部活動を行う学生側では、九州大学や神戸大学など、メディアで紹介された後に他の部活からのリファラル(紹介)が増え、参加希望の輪が広がったと実感しております(西里様)

具体的に取り組んだこと
ネタもとと契約した当初は、広報担当として、新人をアサインしてスタートしましたが、うまく機能しませんでした。そこで広報体制を構築するにあたり、広報経験者である中埜さんを、スポンサーズブーストの広報担当として迎え入れ、本格的な広報活動を開始しました。
当初は、私がネタもととの定例ミーティングに出席して広報活動をしていましたが、忙しくて実務の部分が追いつかなくなりました。そこで専属で中埜さんに入ってもらい、広報業務を一手に引き受けていただいています。
中埜さんは自主的にキャッチアップしてくださるので、とても助かっています。ネタもとからアドバイスを受けたことを地道に実行し、「この部署にこういう話を聞きたい」「ネタ探しに事業部長を貸してほしい」といった各部署への情報収集も積極的に行っていただいています。
私は中埜さんからの提案に対して、基本的にOKを出すという方針で進めています。
ただ、私自身が何をやっているか把握したいため、今も定例ミーティングには出席して流れを把握しています。中埜さんには、月末の締め会や週1回の経営会議にも出席してもらっており、そのほか週次で私と中埜さんで定例ミーティングを行い、擦り合わせやネタ出しをするという進め方をしています(坂本様)
私は現在業務委託として在宅で仕事をしているので、社内の空気感に疎かったり情報収集がしにくいと感じることがあります。そのため、毎週社内全体のオンラインミーティングに出席して、情報収集をしています。
これに出席するようになってから、コンスタントに社内の情報が入るようになりました。例えば「今こういう事例を探していますが、ないでしょうか?」というように気軽に尋ねられますし、社内でメンバーの顔が見えることでコミュニケーションも取れています。
東京に出張する際はオフィスに寄るようにしていて、社内のメンバーが全員20代前半と若いので、お母さんのように接することもありますね。「頑張ってね」と励ましたり、「こういうことは良くないよ」と注意したり。そういうところから社内でのコミュニケーションを深めていっています。
ネタもとの活用としては開始後まずは、『リサーチ』をメインに活用しました。気になるネタを見つけては、エントリーを行っていました。プレスリリースは毎月出せるのが理想ですが、ネタの状況やタイミングを見ながら、平均的に月1本出せるようにしています。
また当時は、スポンサーズブーストのサービスは新しく始まったばかりでしたので、まずメディアリストを作ろうと考え、メディアの情報が記載されている『PR手帳』を活用して『メディアリスト』を作成していきました。まずマスメディアの『メディアリスト』を作成し、そのほか教育関係や経済関係の業界に強い『メディアリスト』を作成していきました。
実際にメディアの力を感じたのは、福岡で企業と大学の部活の交流会があり、そのことを九州や福岡のメディアに直接アプローチしたところ、NHKが取材に来てくれたときです。それが一番大きかったですね。それがきっかけでサービスの注目度が上がりました(中埜様)
広報活動と連動して動いたことといえば、地方のメディア開拓がうまくいったので、中埜さんに作成していただいた『メディアリスト』を活用してどんどんアプローチをかけています。主に地方のテレビ局ですね。企業と部活のマッチングを、それぞれ一対一で行うのではなく、プールした状態でコミュニティとして作り上げていきましょうといったことを働きかけているのです(西里様)
ネタもと独自の「PR活動診断」
ネタもとでは、定期的に独自の「PR活動診断」を実施し、お客様の「自走化状況」を可視化・数値化することで、成果が見えづらい広報活動の「効果検証」を可能にし、自走化実現までの道のりをしっかりとサポートしています。
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これまでに掲載された主な媒体名
・山形新聞
・週刊大阪日日新聞
・産経新聞
・news every.(日本テレビ)
・グッド!モーニング(テレビ朝日)
・WBS(テレビ東京)
・田村淳のTaMaRiBa(テレビ東京・BSテレ東7ch)
・ロクいち!福岡(NHK)
・アサデス。(九州朝日放送)
・読売新聞(オンライン)
・日本経済新聞(オンライン)
・『創業手帳』
・ベンチャー.jp
・VOIX edu
・ASCII STARTUP
・KBS京都
・ラジオNIKKEI
・Rhythm Station エフエム山形
掲載されるために工夫したこと
情報発信で工夫したこととしては、スポンサーズブーストのサービスは非常に社会性・地域性があるものでしたので、まずそれを前面に出していこうと意識しました。「大学の部活と、それを支援する地元企業のマッチング」というテーマは、その地方のメディアに興味を持ってもらえると感じ、積極的にアプローチしています。
ただ、なかなかタイミングが合わないことも多かったです。実際に大学と企業のマッチングが成立してから既に何ヶ月も経っていることもあり、事例としてリリースは出してみたものの、うまくいかないことも多くありました。
そんな中、山形県での事例は非常にうまくいきました。スポンサーズブーストのサービスを利用して、山形大学のスキー部と地元の製造業である株式会社ソアーさんがマッチングしたので、タイミングを逃さずPRTIMESや地元山形のメディアに向けてリリースを作成し、アプローチしたのです。
そうしたら、山形新聞さんが大学を通じてスキー部に取材をしてくださり、その後ソアーさんにも取材が行き、当社にも取材が来て大きく取り上げていただきました。地元の山形新聞やFMラジオにも取材いただき、タイミングもぴたりと合いました。
スキー部の学生さんが大変喜んでくださって、リリースだけでなくメディアに直接連絡を入れてアプローチしたこともあり、やって良かったと思いました。
その後、別件で山形のメディアにご連絡をしたところ、「あの山形大学のスキー部が利用しているサービスですよね」とメディアの方が既にご存知だったので、山形新聞に取り上げていただいたことが非常に大きかったと感じました。地元のメディアは、やはりその地域に対して影響が大きいと実感しています。
他にもリリースや記事内で使う言葉をできるだけ噛み砕いて、中学生でも読んでわかるレベルにしています。社内で作成する文章はどうしても宣伝臭があり、売り込みが強くなりがちなのですが、それをもっとわかりやすくして、宣伝色が強い部分は抑えるように心がけています。そのほか、タイトルを付ける際には、必ずキーワードを入れるようにしています。
また、宣伝臭を出さないように気をつけつつも、何かのついでに伝えられる機会があれば、さりげなく宣伝を入れるようにしています。例えば、スポンサーズブーストで取材を受けている際に、メディアとのやりとりメールの最後に「こういう企業もありますので、よろしければ取材をお願いします」と、インバウンドホールディングスの紹介をしたりしています。
そのほか、スポンサーズブーストは大学生を支援する事業なので、大学生と接する機会を増やしたり、インバウンドホールディングスは観光業なので、大学の市民講座で観光業を学び直したりしています。専門知識を身につけ、情報発信をする際に何らかの付加価値を提供できるよう頑張っている最中です(中埜様)

どのような企業に「広報PR」や「ネタもと」を勧めたいか
メディアに取り上げられやすそうなエッセンスを持っているサービスかつ情報活動ができていない企業さんでしょうか。
社会的意義がある活動やサービスを行っている企業はメディアとも相性が良く、広報活動をするとよいのではないかと思います。
また、ネタもとのサービスの中に『経営者向けメディアセミナー』があり、その後、参加者である経営者同士の『経営者交流会』があります。この『経営者向けメディアセミナー』でお会いした企業と、先日契約することができたのです。うちの担当者を非常に可愛がっていただき、一緒に飲みに行ったりもしました。
私もいろいろな会に参加しますが、ネタもとの『経営者向けメディアセミナー・経営者交流会』にいらっしゃる企業の方々は、皆さん質がいいなと感じておりまして、またどこも同じように広報活動に力を入れていらっしゃる。そういったところから企業の繋がりができるのはとても良いことだと思っています。ですので、広報活動だけでなく、質の高い経営者との繋がりを求めている企業にも、良いサービスなのではないかと思います(西里様)
以前は広報PRに対して苦手意識があり、必要性も感じていませんでした。しかし、ネタもとを活用してメディアに取り上げられたことで、考え方がガラッと変わりました。実際にメディア露出を経験したことで、広報活動の重要性を理解しました。
現在、スポンサーズブーストとインバウンドホールディングスでネタもとと契約させていただいていますが、社会課題に対するアプローチのしやすさで明暗が分かれたと感じています。
インバウンドホールディングスは、外国人旅行者に対する課題を解決に導くサービスではありますが、日本人にとって共感を得にくい面があると感じています。むしろオーバーツーリズムの影響で、外国人旅行者に対して否定的な声も上がっている状況です。
それに対してスポンサーズブーストは、部活動に取り組む学生に資金援助を行い、部活に集中できる環境を提供するという、わかりやすく共感を呼びやすいサービスです。
このような社会課題に対するアプローチをうまく出せるような企業さんであれば、ネタもとのサービスは相性が良いのではないかと思うので、利用すると良いのではないでしょうか(坂本様)
今後のさらなる目標
今、学生の売り手市場で、なかなか学生と接点を持てないというのが企業の共通の課題ですけれど、うちのサービスではとてもわかりやすく学生とリアルな接点を持てるところが、企業に対する圧倒的なメリットです。
今後、スポンサーズブーストは、メディアに取り上げていただくだけではなく、メディアを巻き込みながら事業を広げていくことをやっていきたいと考えています。そのためにはもっとPRの力が必要になってきます。
うちのサービスは、47都道府県全部で展開したらとても意義深いことだと考えていまして、例えばホットペッパーのような事業モデルに近いと思っています。ホットペッパーのクーポンサービスは、これまで広告代理店に店舗がお金を払って集客していたのが、その代理店に当たる部分をクーポンという形でエンドユーザーに還元する、そういったお金の流れを変えたモデルだと思っています。
うちはこれの人材バージョンのサービスです。地方だと費用対効果が上がらない上に学生も企業もそれぞれの課題を抱えている。それをテレビ局と一緒にコミュニティを作ることによって、頑張っている若い学生たちの資金援助にもなり、支援する企業も学生と接点が持てて採用にもつながり、メディアにも取り上げられることで企業PRにもなる。地方のメディアがそれを応援してネタとして取り上げていく、地方を盛り上げていくといったことになれば、皆が報われることにつながるのではないでしょうか。 メディアと一緒にこの事業を作り上げていくという思いを持って、社会的意義のあることを実現していきたいです(西里様)
インバウンドホールディングスという会社を作った時から、インバウンドとといえば第一想起される会社というポジションを取りにいきたいと考えています。
しかし旅行業と言えばJTBやHISといった企業名が挙がっても、インバウンドというのは幅が広く抽象的な言葉ですから、そこで第一想起されるような企業を目指すのは大変です。しかし日本に向けて来てくださる外国人の方々に喜んでもらえるようなコンテンツや、旅行前や旅行中に向けたサービスをどんどん作って展開していきたいと考えています(坂本様)
広報PRを単なる情報発信ではなく、経営戦略の一部として位置づけた点に、本事例の本質があります。スポンサーズブースト様は、社会性・地域性の高い事業価値をメディア視点で整理し、継続的に発信する体制を構築しました。その結果、認知拡大だけでなく、学生側の参加ハードル低下、インターン・新卒採用への波及、社員のモチベーション向上、地方展開の加速といった複合的な成果につながっています。
社会的意義のある事業を展開しているものの、認知不足や市場理解の壁に課題を感じている企業、また地方や新市場での展開を目指す企業にとって、広報PRを経営に組み込む有効性を示す好例と言えるのではないでしょうか。
快く取材に応じてくださった西里様、坂本様、中埜様、貴重なお話をありがとうございました。
参考:株式会社スポンサーズブースト 様:6名 他14名(2026年1月現在)