メディアから検索されたとき、
その期待に応えられているか
新年が明け、企業としても、個人としても、
新たな計画を立てられた経営者の方は多いのではないでしょうか。
年の初めの今、ぜひ経営者の方に実施してもらいたいのが「現状の確認」です。
近年、どのマスメディアも情報収集にはインターネットを活用しています。
つまり、インターネット上で「御社名」や「経営者名」を検索したとき、
どのような検索結果が表示されるのか。
いわゆる「エゴサーチの結果」が、非常に大切になります。
自社や自分を検索する際には、「あるコツ」があります。
通常、自分が使用しているブラウザは、「自分仕様」になっているため、
キャッシュをリセットした状態で、検索する必要があります。
その状態で「会社名」や「経営者名」を検索し、表示された結果が、
マスメディアが検索したとき目にする画面になります。
そこに並んでいる情報が、自社の情報でない、あるいは、
自分と同姓同名の別人ということであれば、
早急にSEOの対策に取り組みましょう。
また、自社サイトの情報のみで、第三者のメディアから取材された
良い記事がないのは、淋しいことです。
今年は、ぜひ広報PR活動に着手し、そこから脱却してみましょう。
マスメディアが取材しようと思っても、インターネット上に御社名や、
経営者の名前が出てこなければ、取材は見送りになる可能性が高いからです。
さらに、テレビ出演を希望している経営者の方であれば、
「ご自身の動画」が見られるようにしておくことも必要です。
テレビマンは、写真ではなく、どんな声で、どんな話し方で、
どんな印象の人なのか、リアルなあなたの姿を知りたいはずです。
短い動画でかまいませんので、経営者が話している動画を用意し、
検索された際に閲覧できるよう準備しましょう。
文:PRアドバイザー伊藤緑