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地球を救うヒーローを支える!女性社会起業家

地球を救うヒーローを支える!女性社会起業家

政府からの莫大な資金援助を失った
友人を救うために起業を決意。
社会・環境課題に立ち向かう女性起業家

「次世代につなぐ未来を創出する」をビジョンに掲げ、「人と社会と自然が共鳴しながら発展する リジェネラティブなあり方を追求する」活動を行う、一般社団法人 Earth Company

その使命を実現するために、最前線で社会課題に向き合い次世代につなぐ未来をつくる「チェンジメーカー(社会起業家)」を支援し、さらには未来のためにアクションを起こす人を一人でも増やせるよう、アカデミー事業を展開している。

企業理念を実現するには、まずは自社で働くスタッフのウェルビーイングを高めることが大切であると考え、フルフレックス制を導入し、コロナのパンデミック以前、2014年の設立時から100%リモートワークを実現。バーチャルオフィスのため出社の必要はなく、兼業OK、各自のライフスタイルに合わせた働き方を実現できる環境も整えている。

今回は、Earth Companyの代表理事であり、ダライ・ラマ14世から日本人として初めて表彰され、バリ島で4人の子どもを育てながらチェンジメーカーの支援に奮闘する女性社会起業家、濱川明日香 氏に注目してみた。

代表理事 濱川明日香さん。バリ島で経営するエシカルホテルにて

オセアニアの海・サモアの島が原点

2022年10月6日に8周年を迎えた、Earth Company。その創設者でもある濱川氏の活動の原体験となったのは、オセアニアの海・サモアの島だという。

自給自足でモノがないながらも楽しく心豊かに暮らす人々の生活を、気候変動による高潮が脅かし、実際にその影響で村がなくなっていることを目の当たりにしたのが始まりだった。

私が国際協力の道に進むことを決めたのは、中学生の頃です。近所の子にピアノを教え得たお金の使い道として、母親が勧めたユニセフに寄付することにしました。

それから毎月送られてくる会報で読んだ内容に、「生まれた場所が違うだけで、こんなにも与えられる環境が違うのか」と衝撃を受けました。

自分は何が偉くて日本に生まれたわけではない。それでも恵まれた環境に生まれたからには、そうではない人たちの力になることでしか自分が恵まれた環境に生まれたことを正当化できない、そう思い、国際協力の道に進むことを決めました。

その後、濱川氏は、親に内緒で奨学金の試験を受けて合格し、高校からアメリカに留学。

大学を卒業した5月から翌年4月の就職までの11ヶ月間、バックパックにテントと寝袋を入れ、沖縄の離島、ハワイ、オセアニアをアイランドホッピングして過ごしたときに人生を変える出会いがあった。

心豊かな暮らしを脅かしていたのは「気候変動」だった

アイランドホッピングで訪れたサモアは、当時まだ電気もろくに通らないような村だったが、自給自足の暮らしに魅了された濱川氏は、安宿のオーナー家族の家に泊まり、いつしか一緒に宿を運営するようになっていた。

トイレに行きたくなったら、流すための水を井戸からくむ。喉が渇いたら椰子の木に登って実を取る。夜は野生の豚を捕ってさばいて食べる。そんな「毎日を全力で生きている、生きることに専念する」という生活の楽しさを知り、お金もモノもないのに笑顔が絶えない現地の人々の心の豊かさにすっかり虜になった濱川氏は、その後、数カ月間サモアに滞在。

だが、その時、心豊かに暮らしているその村の人々を、「満月の満潮時に、高潮が襲う」という気候変動の影響に直面した。

村を襲う高潮を子どもたちが不安そうに見つめ、潮が引いた後の庭では作物が枯れてしまい、大人たちが肩を落とすという光景を目にしました。村の人に聞けば、すでに気候変動の影響で、なくなった村もあるといいます。

その光景を目の当たりにし、先進国が経済発展を遂げた影響がサモアで質素に自然と共存しながら生活する人の暮らしを沈めようとしていることを知りました。

気候変動による弊害は、必ずしも加害者が一番大きく受けるのではなく、そもそも地球温暖化にほとんど加担していない小国たちが、一番最初に被害者になっている。その現実を知り、社会課題や環境問題、気候変動に取り組むことに人生をかけると心に決めました。

ダライ・ラマ14世から日本人初の表彰。Earth Company設立へ

快適さを重視した、バリ島オフィス

その後、濱川氏は「社会課題」「環境問題」を生み出している資本主義を経験するため外資系コンサルティング会社に2年間勤務する。「仕事は面白かったものの、窓のない高層ビルで残業をする日々が息苦しい」と感じたことから同社を2年で退職。

退職後は、サモアの村を襲った気候変動を学ぶためにハワイ大学へ留学し、博士号を取得。東日本大震災でのボランティア活動を経て、志を同じくする夫・知宏と結婚した2014年、ダライ・ラマ14世から「Unsung Heroes of Compassion (謳われることなき 英雄)*」という栄誉ある賞に夫婦で推薦された。

*4年に一度、世界から50人、見返りを求めずライフワークとして人道支援活動を行う人々が選ばれ表彰される

当初は辞退する予定でしたが、授賞式には1人のゲストを連れていけることになっていました。

私たち夫婦には、東ティモールの独立に貢献したベラ・ガルヨスという共通の友人がいました。独立間もない東ティモールの大統領補佐官だった彼女には、様々なサポートネットワークが必要でした。

ベラを授賞式に連れて行き、各国の要人に紹介してベラのネットワークが広がるなら受賞の意義はあると考え、私たちはこの賞を拝受しました。

授賞式が行われたサンフランシスコでは、ベラから、東ティモールの子どもたちの心を育む国内初の環境学校設立に対する政府からの大規模な資金援助が、白紙に戻されたとを聞きました。

私は大学時代から、「ベラは東ティモールの未来を変える。彼女が何か行動するときには必ず支援しよう」と決めていたため、「その時が来た」とベラの活動を支援するために、一般社団法人Earth Companyを設立しました。

東ティモール初の環境学校のオープニングセレモニー

途上国の未来をつくる、その「ヒーロー」を支えたい

ベラは、地元コミュニティや国民から信頼され、期待され、未来を託された「ヒーロー」でした。ベラのような「ヒーロー」は、まだまだたくさんいて支援を必要としています。

気候危機を乗り越え、様々な社会課題や環境問題を解決し、次世代につなぐ未来をつくるためには、そんな「ヒーロー」が増え、活動のインパクトを大きくしていかなければなりません。

彼らに対して、多くの社会課題や環境問題を生み出した従来の先進国の資本主義の発展モデルで支援するのではなく、その国の文化や歴史や生活や人々、そして社会課題をよく知る彼ら自身が未来をつくることを支援したい。

その思いから、Earth Companyでは1年に1人、アジア太平洋の途上国で類まれな変革力を持った逸材を「インパクト・ヒーロー」として選出し、3年間に渡りとことん寄り添う、フルカスタマイズの支援を提供しています。

そして、類まれな「ヒーロー」の活動を支援する一方で、その「ヒーロー」から学び、未来のためにアクションを起こせる人を増やすために、社会人や中高生を対象にしたオンラインプログラムも展開しています。

社会と自然が共鳴しながら発展するための2つの事業

Earth Companyでは、社会と自然が共鳴しながら発展するリジェネラティブなあり方を追求するために、2つの事業を展開している。

①インパクトヒーロー支援事業
アジア太平洋の未来を変える類まれな変革力を持つチェンジメーカーを支援

②インパクトアカデミー事業
未来を創るための行動を起こせる人を輩出する学校・企業向け人材育成を支援

私たちは「地球を救うことができる最後のジェネレーション」だと言われています。

だからこそ私たちは強い信念のもと、現代のあり方を見直し、SDG’sの先を見据えた未来のありたき姿を描き、行動を起こします。

誰もが豊かになる社会を目指して、Earth Companyはリジェネラティブなあり方を追求し続けます。

インパクトアカデミー事業では、オンラインだけでなくバリ島でも現地プログラムを提供

中学生の頃、母親の勧めでユニセフに寄付したことがきっかけで、恵まれた環境に生まれた自分の使命を果たすべく国際協力の道へ進むことを決意した、濱川 代表理事。

大学時代からの友人で大統領補佐官だった女性を支援するために会社設立を決意してからこの8年もの間、数多くのインパクトヒーローと未来を創るための行動を起こせる人材を世に生み出し続けている。

地球を守ることを使命と捉え、その最前線で活動を続ける濱川 代表理事は、今日もインドネシアのバリ島で4人の子育てをしながら、次世代につなぐ未来のために奔走しているだろう。

プロフィール

一般社団法人Earth Company(和名:アース・カンパニー)
代表理事 濱川明日香

インドネシア・バリ島在住。ボストン大学卒業後、プライスウォーターハウスクーパーズに勤務。ハワイ大学大学院にて太平洋島嶼国における気候変動研究で修士号取得。2014年夫・知宏と一般社団法人Earth Company を設立し、代表理事に。2014年、ダライ・ラマ14世より「Unsung Heroes of Compassion(謳われることなき英雄)」受賞。2018年Newsweek誌「世界で活躍する日本女性」、2021年Newsweek誌「世界が尊敬する日本人100」、2022年「Asia21 Young Leaders」に選出。 高校時代はクラブシンガー、ハワイではタヒチアンダンサーとしても活躍。南の島をこよなく愛し、バリ島の壁のない家でまるでターザンのような4人の子供達を育てるナチュラル系ワーカホリック。趣味エクセル。

<主な企業実績>
・「NGO組織強化大賞2017」(国際協力NGOセンター)で大賞/働き方改善部門賞を受賞
・2017年コモンズ投信のSEED Cap(社会起業家応援プログラム)のファイナリストに選出
・2017年「Forbes Japan」の「次世代寄付先カタログ30」に選出
・2022年「グローバル大賞 海外アントレプレナー賞 優秀賞」(一般社団法人東京ニュービジネス協議会)受賞

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