「兼務でもPRで成果は得られる」
実証してくれたのがネタもとでした
「結婚成功(結婚成立+結婚後の幸せ)を実現するインフラになる」
このようなミッションをもとにエン・ジャパン(東証一部上場)グループが運営する、来店不要のオンライン結婚相談所、エン婚活エージェント株式会社。
登録からコンタクト(お見合い)の実施まで、オンライン上で完結。出会いと成婚をサポートするだけではなく、結婚後の幸せまで見据えたサービスを展開している同社が今注力している取り組みが「広報PR活動」です。
今回は、 ネタもと活用歴2年目となるエン婚活エージェント株式会社 代表取締役社長・間宮 亮太様、ユーザーリレーション部ブランド企画統括の横田 朱美様にお話を伺いました。

「ネタもと」導入前の課題や悩み
当社においては、新たな会員を得ることが非常に重要になるのですが、新規会員を獲得するためのチャネルが広告施策に依存しているような状況で、広告以外の方法でサービスの認知を高めていきたいと感じていました。
当時は、主に顕在層に対して広告を用いて会員の増加をはかっていたので、認知系のプロモーションに力を割いていました。
例えば、交通広告やテレビCM、動画広告といったものを強化していこうとしていたのですが、費用対効果という面で懸念があり、予算をなるべく割かずに認知を広げていく活動の必要性を感じていました(間宮社長)
「ネタもと」を選んだ理由
まず、PR活動をはじめた理由としては「新規会員の入会獲得」というビジネス的な面はもちろんですが、自社がテレビやさまざまなメディアに取り上げられることで、誇りややりがいといった「従業員のモチベーションアップ」につながると見込んで活動に取り組みました。社外的な事業面と、社内のエンゲージメントという両側面でPRに取り組むことを決めたんです。
手段としては、PR以外の比較対象はありませんでした。PRをやるかやらないかって感じでしたね。
書籍などからPRの重要性は理解していたうえで、ネタもとに決めたポイントは2つあります。
1つは、広報を行う上で担当者が独自のネットワークを構築し、コミュニケーションをとっていく営業活動が重要であるという点です。
もう1つは、広報は簡単な仕事ではないので、リリースの書き方のようなノウハウや進め方などが必要という点。
だが、自社にはそれらを持つ人材がいなかった。この2点を解消できる可能性があるのがネタもとさんだったんですよね。
あとは、当社の横田は広報だけでなく、さまざまな部門を兼任しており、一から独学で活動するのは難しいかなと思いました。
なので、メディアとのつながりを提供してくれる点と研修プログラムで学べる点が、当時のうちにはすごくマッチしていたんですよね。
横田も「チャレンジしたい!」ということだったので、導入を決めました。実際、使い倒してくれているので導入してよかったと思っています (間宮社長)
私は、業務を兼任していたのでチャレンジしたい反面、「PRまでできるのかな?」という思いもありました。
ですが、「交流会」や「勉強会」など、いろいろプログラムも充実していたので、やってみようと思いました(横田様)
実際の取り組みや工夫したこと

発信できそうな情報を社内で積極的に収集し、できるかぎりすべて発信するように心がけました(横田様)
横田の活動を見て「際立っているなぁ」と感じるのは、「出せそうな情報は全部出そう!」という姿勢ですかね。
まずは「情報の発信数」にコミットメントしたことが結果につながっているんじゃないかと思いますね (間宮社長)
はじめの頃は、本当に「数打てば当たる」みたいな感じで、なんでも情報は出す!という気持ちで取り組んでいました。
ただ、取り組み続ける中で、徐々に当社とメディアの親和性なども考慮して発信するようになりました。
また、発信する内容も濃く、質を重視して組み立てることに取り組んでいきました。
間宮が比較的近い距離にいてくれるので、企画を提案しやすかったり、情報発信にも前向きでいてもらえるので、周囲を巻き込んで活動することができていることが大きいと思います。これも結果につながっていると感じています(横田様)
もちろん、忙しい時もありますが、横田が本当に頑張ってくれているので、私も協力したいな!と思うんですよね。
でも本当に、社内もみんな協力的ですよ。横田はいろんな部門を兼任してますので、さまざまな共有事項があるんですが、社内でもよく浸透させてくれています。
広報として社外だけでなく、社内への発信も欠かさず取り組んでくれています。だからこそ、社内のみんなが協力してくれるんでしょうね(間宮社長)
ネタもとを活用して得られたこと
掲載された媒体の一例
・フジサンケイビジネスアイ
・bizSPA!フレッシュ
・日経WOMAN(Yahoo!ニュース)
社内には、66歳のメンバーがいるんですが、そのメンバーが「日経WOMAN」に1ページぐらい、結構大きく取り上げられて、それがすごくうれしかったんですよね。
理由としては、代表の私が取り上げられることはそれまでにもありましたが、メンバーにスポットライトが当たることが初めてで非常にうれしかったです。
新規入会数にはつながらないかもしれませんが、頑張っているメンバーが取り上げられるのは、本人もうれしいと思いますし、周りのメンバーにとっても自社を誇らしく思えることにつながったなと実感してます。
社内的な意味合いで一番大きな成果だったなと思います (間宮社長)
どのような企業に「ネタもと」を勧めたいか
これからPRに力を入れていこうと考えているベンチャー企業の経営者の方にはおススメです。
ネタもとを活用する企業様や、これからPRに力を入れていきたい企業様において重要なのは、広報担当者は相手が経営層であっても遠慮せず自分たちが発信すべき情報に対してはキャッチアップすること。
一方で、経営陣もその働きかけに対して理解をもって全力で取り組むという、この双方が本気で熱意をもって取り組むことが重要だと思いますね (間宮社長)
ネタもとは、私のように兼務で広報活動を行っている方にとてもおススメです。
ノウハウも得られますし、サポートもしっかりしてくれるのでほんと助かってますね。他社の周りの広報担当者の方も同じようにおっしゃっていましたよ
(横田様)
本当にいいサービス作りましたよね。
ベンチャーとか規模感が小さめの企業様の場合、広報は短期的に成果が見えにくいので、専任担当が置きにくいんですよね。
しかも「0」からだとなかなか難しいのでネタもとさんみたいに兼務でも広報ができるサービスはありがたいと思いますよ(間宮社長)
実は、当社がネタもとを契約してすぐ世間がコロナ禍になってしまったんです。
なので本当に助かりました。もし、当時ネタもとなしで広報をやるとなっていたら、学びにも行けないし、横のつながりもできないし、メディアさんとの交流も持てなければ、発信もできない。という状況だったのでタイミング的にもすごくよかったです(横田様)
今後のさらなる目標
あくまでイメージ的なところなんですが、PR活動で今よりさらに具体的な成果を求めていきたいなと思っています。
というのも、ネタもとを活用している企業様の中には、例えばウィルゲートの吉岡氏のように、事業成長に関わるような成果を出されている企業様がいらっしゃるので、私たちも具体的に事業を成長させる部分での広報の成果を追い求めていきたいですね(間宮社長)
私は、社員一人ひとりにスポットを当てていきたいと思っています。
それが本人のモチベーションにもなりますし、「この会社で働いてるんだよ」と周りにも言えますよね。
そのような活動が、「婚活」という業界にも明るさをもたらすことができるのではないかと感じています。
あとは「ネタもとアワード」を獲得できるようにこれからもたくさん活用していきたいです (横田様)
広告施策に依存した新規会員の獲得の現状を打破するため、従業員のモチベーションアップのための取り組みとして「広報PR活動以外にない」という間宮代表の強い意志からスタートした、エン婚活エージェント株式会社様の広報PR活動。
広報担当者が独自のネットワークを構築しコミュニケーションをとっていくメディアへの営業活動が重要であるという点や、広報には多くのノウハウが必要という2つの点でネタもとを選んでいただき1年が経ちました。
「ウィルゲートの吉岡氏を目標にしている」というお話もされていましたが、PR活動で成果をあげている「共通点」は、どちらの企業様も「ネタもと」を使い倒している点です。
今後も、ネタもとの豊富なプログラムを存分に活用いただき、さらなる成果をあげられることを期待しています。
お忙しい中、間宮代表、横田様、ご協力ありがとうございました。
参考:エン婚活エージェント株式会社様 社員28名( 2021年3月現在)