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PR代行会社から自走化へ

PR代行会社から自走化へ

経営課題の解決には広報活動が不可欠
PR会社任せで効果が不安定だった状況から、
広報活動の「自走力」を着実に実現

リカバリーウェアの開発・製造・販売を行う、 株式会社ベネクス

同社は、健康の3要素の一つ「休養」をコンセプトに、東海大学、神奈川県、当社との産学公連携事業によって独自に開発した、新しい『休養時に着る』ウェア「リカバリーウェア」を開発・製造・販売している注目の企業です。

今回は、商品の認知不足、社名や商品認知の前に【休養】という概念自体が、一般に認知されていない、という課題を解決するために、以前はPR代行会社を利用していたところ、1年半前にネタもとを導入し、着実に「広報PR力」を自社に蓄えつつある株式会社ベネクスの広報担当の皆さんにお話を伺いました。

コミュニケーション・プロデュース部の皆さん
リーダーの豊島様(左)広報担当の下山様(中央)SNS担当の斉藤様(右)

当時の経営課題や悩み

当社は、健康の3大要素といわれる「運動」「栄養」「休養」のなかで、パフォーマンスを向上させるために必要な「休養」に着目して起業し、産学公連携事業によって、ゆったり着るだけで疲労回復をサポートする休養時専用「リカバリーウェア」という商品を開発しました。

発売当初は、介護従事者向けに「ケアウェア」として販売していましたが、その機能性を評価され、「体のケア」を重要視するトレーナーやアスリートの間で注目されるようになり、今ではサラリーマンや主婦(夫)の方々などを中心に多くの方々にご愛用いただいています。

一方で、ベネクスという会社や、「リカバリーウェア」という商品の認知が不足していると感じる場面は多く、顧客層を広げるにあたり壁を感じるようになりました。

「社名や商品認知の前に【休養】という概念の認識が一般の方々にないことに気づき、疲れに悩むすべての人に【休養】の重要性を伝えるべく「広報・PR」に力を入れようと考えました(副社長 星様)

「ネタもと」導入前の広報PR活動状況

数年前にPR活動はしていたものの、効果が見られたのは一時的でした。

当時は、すべてPR会社(他社)任せでの活動で、社内にも広報の力が備わっていなかったこともあり、PR活動の効果も安定せず、活動の継続が難しくなり、活動が滞っていました。

そんな時期にネタもとさんに出会い、改めて広報活動を強化すべく、広報体制を整えながらPR活動をスタートしました。

2年目には広報を担い、ステークホルダーとのコミュニケーションを担当する部署となる「コミュニケーション・プロデュース部」を立ち上げました。

そして新卒社員の下山を広報担当者に加え、SNS担当者の斉藤との連携も開始しています(副社長 星様)

PR活動に力を入れた理由

根底にある経営課題の社名、商品名、そして【休養】という概念の「認知不足」を解決するためには広報活動が必要であると感じました。

認知されていないのは、必要な情報や私たちが伝えたいメッセージを、社会に伝える機会を自ら積極的に作ることができていないという点に原因があると考えました(副社長 星様)

VENEXが開発した「リカバリーウェア」

「ネタもと」を選んだ理由

まず、知人の紹介で現在担当していただいているPRコンサルタントに出会いました。

お会いした際、さまざまなお話をするなかで、PRコンサルタントの人柄の良さに惹かれ、また、ともに社内で広報・PRの力をつけるために取り組んでくれる、その姿勢に感銘を受けたことがネタもとさんとお取り組みさせていただくようになったきっかけです。

以前の他社に頼った広報活動で、安定性が低いと学んだ私たちは、次こそは自社内にPRの力をつけて自走できるようになりたいと考えました。

担当のPRコンサルタントだけでなく「ネタもと」という会社全体が、社内に力をつけること、まさに「広報活動の自走化」のために私たちに寄り添って、一緒に戦ってくださっていると感じました。

実際、まず何から始めればいいのか、広報活動に関する知識がなかった私たちに、基礎から丁寧にご指導いただいています(副社長 星様)

PR活動で取り組んだこと・工夫したこと

■プレスリリースの作成に注力

まず、最初に取り組んだのは、プレスリリースの作成です。

社会人1年目、入社3カ月、広報未経験だった私は、「広報PR」の具体的な活動の仕方が分からない状態でスタートしましたが、ネタもとのPRコンサルタントのお2人が寄り添って指導をしてくださり、さらにネタもとプログラムにある講座やセミナーも活用させていただいたことで、プレスリリースにおいて重要なポイントを学ぶことができました。

私は文章が複雑になる傾向にあるのですが、ネタもとさんの客観的に見た的確なアドバイスを吸収させていただき、シンプルかつ必要な情報をきちんと伝えられているかを意識して作るようになりました。

現在も継続して精度の向上に励んでいます。

また、本文を読んでもらうためには、いかにタイトルで惹きつけることができるかが重要であるということも学び、他社のリリースやニュースを見ながら鍛えています。

プレスリリースは、報道関係者の皆様やお客様など多くの方に会社の価値を知っていただける方法。未だ勉強中ですが、当社が「今伝えたいことは何か」を一番に考え、より良いプレスリリースづくりを目指して作成し続けていきます(下山様)

■メディアとのコミュニケーション

それから、「自社メディアリストの作成」を目指し、メディアとの接点作りに励みました。

リリースで情報を発信しただけで満足するのではなく、この情報をより多くの方に知っていただくためには、いかにメディアの方々に取り上げていただくかが重要であると学びました。

そこで、リリース配信後のお知らせはもちろん、地元の記者クラブへのアプローチ、媒体研究をしてプロモート資料を作成するなどの活動を実践しています。

また、ネタもとさん主催の「メディア交流会」を活用させていただき、直接メディアの方々との接点を持てるようになりました。

メディアの方々の先にはお客様がいる、ということを常に意識し、そのお客様にとって役立つ情報を届け会社や商品の価値を感じてもらえるような活動を心がけています。

また、その際はマナーを守りつつ、メディアの方々が必要としているタイミングで必要な時に情報をお届けすることの重要性を学び、プラスαで各メディアに合った情報をお渡しするようにしています(下山様)

職場で広報業務に取り組む下山様

「ネタもと」+「委託広報室」を活用し得られた成果

まず、情報発信の機会が、以前に比べて格段に増えました。

メディアやお客様とお話しする際、さまざまな情報をご提供できるようになり、活動の幅も徐々に広がってきていると感じます。

さらに、リリースの作成では、情報収集がとても大切になるため、社外だけでなく、社内の人とのコミュニケーションも活発になりました。

また、メディアとの接点が増えたことで、会社のことを知っていただける機会、改めて深く認知してもらえる機会が多くなりました。

接点によって認知の度合いが把握できるようになり、どのように伝えれば興味を持ってもらえるかを日々学ぶことができています。

広報PRに力を入れるようになってから、商品だけでなくイベントや勉強会などを通して、メディアやお客様との繋がりが広がりました。

私たちがこれまで取り組みたいと思っていたけど、実現に一歩踏み出せていなかった地元企業との連携や、「オフィシャルリカバリーウェアサプライヤー」という新しいカテゴリーでのアスリート・スポーツチームのサポートをするなど、「休養」の概念を広める活動もできています。

そして、それにより、自社メディアリストも徐々に蓄積されてきています。

今後も、より多くの出会いや新しい気付きを通して、そこで得た学びを次に繋げられるよう積極的に活動したいと思います。(下山様)

メディアとの接点における成果

これまでお付き合いのあったメディアの方はいましたが、継続してご連絡を取れておらず、疎遠になってしまっていたという課題を感じていました。

ネタもとさんにサポートいただくようになり、メディアと継続的なコミュニケーションが取れています。

新たにメディアの方と繋がることは、コロナ禍ということもあり、より難しく、私たちだけではどのように輪を広げるべきなのか分かりませんでした。

ネタもとさんの「メディア交流会」では、その場に行くと、多種多様なメディアとの出会いがあり、思ってもみなかった媒体で意外と親和性があるなどといった新たな発見もできました。

また、「リクエスト機能」を通して以前掲載いただいていたメディアへ、オンラインではありますが顔を見てご挨拶ができたという経験もあり、1つのイベントにも出会いや気付きが沢山詰まっていると感じます。

このような機会を通して、自社のメディアリストも徐々に蓄積されてきており、リリース配信後にはその内容に応じて各メディアにお送りするという体制が整いつつあります。

今後も、より多くの方々と出会いを大切にし、自社メディアリストも増やしていければと思っています(下山様)

PRのノウハウにおける成果

サポートいただいているPRコンサルタントには、プレスリリース作成の技術だけでなく、メディアとの関わり方、広報担当者の活動の基本・マナーなどを学ばせていただいています。

また、メディア交流会や他社広報担当者との交流会、セミナーなどのサービスも活用させていただくことで、自社に興味を持ってもらうためにはどのように説明すれば良いのか相手によって考える力や、コミュニケーション力などを伸ばしています。

広報担当者は、日々幅広い業務を行なっていて、プレスリリースの作成、イベントに関する準備、メディアへのアプローチなど、細かな活動を平行して行うことが多いと思います。

その一つひとつには、大きな意味があり、それが後の企業の信頼に繋がると学びました。

今後もより多くの方に「ベネクスリカバリーウェア」のファンになっていただき、「休養」の重要性を知っていただけるよう情報提供の場を増やしたいと思います(下山様)

ヒト(広報担当)の育成における成果

中小企業では、新卒でありながらも、すぐに戦力となってくれることが大きな期待としてあります。

さらに昨年まで不在だった「広報担当者」として任命され、プレッシャーも大きいなか、1年未満ですでに広報担当者として活躍してくれています。

今では、月に数本プレスリリースを内製化できるほどになり、個人としての成長もちろん、企業としてもPR面が強化され、厚みが増したことを感じています。

それには、ネタもとさんの広報・PR面のノウハウはもちろん、人員・キャパシティ的に社内でカバーしきれない部分もサポートいただけていることが、スピード感をもって前進するための後押しになっていると思います。

広報の大事な視点や、心得についても仕事を通じながらお伝えいただいていることで、これからの成長の曲線も視点を合わせながら、イメージを持つことができています(豊島様)

掲載された主な媒体名

・MBS/TBS放送『サタデープラス』
・KBC九州朝日放送『アサデス』
・日刊工業新聞
・読売新聞 神奈川県版
・朝日新聞 神奈川県版
・神奈川新聞
・日刊ゲンダイ
・Yahoo!ニュース
・バスケットボールキング
・オレンジページ
・クロワッサン
など

掲載されるために工夫したこと

メディアの方々へアプローチする際、「リカバリーウェア」という商品を知ってくださっている方と、そうでない方への説明を変えてお伝えするようにしています。

また、イベント前の告知やリリース後のお知らせなどで、初めてご連絡するメディアに対しては、知らないことを前提に、簡潔に分かりやすく自社の紹介とお知らせの概要を伝えるように心がけています。

「リカバリーウェア」の使用シーンや特徴、「休養」の必要性はもちろん、スポーツチームのサポートを行なっているという実績など、メディアに合わせた説明の仕方をしています。

また、今後とも磨いていきたいのは媒体研究です。

まだ十分な媒体研究ができていないと感じているため、よりメディアのニーズに合わせて私たちの存在価値をお伝えできる力を鍛えたいと思います(下山様)

記者発表会でアスリートに商品を贈呈する星副社長

どのような企業に「ネタもと」や「委託広報室」を勧めたいか

広報PR活動をしたいけれど、何から始めればいいかわからず不安に思っているという企業様には、ぜひおすすめしたいです。

未経験で何かを始めることは、広報に限らず勇気のいることだと思いますし、社内に広報経験者や一緒に活動できる仲間が少ないという方はなおさら心細さも感じられると思います。

そんな場合でも、ネタもとさんには親身に相談に乗ってもらえ、こんなやり方もあるよという、さまざまなソリューションを教えてくださいます。

また、少し慣れてくるとすべてを教えるのではなく、ヒントやアドバイスを与えてくださり、自身が成長できる機会を作ってくれます。

私も、右も左もわからず不安な中スタートしましたが、ネタもとさんが寄り添って一緒に取り組んでくださったことで、徐々に自信が湧き、さまざまなことにチャレンジしたいと前向きに進んで来ることができました。とても心強い存在だと感じ、心より感謝しています(下山様)

今後のさらなる目標

当社は「リカバリーウェア」のパイオニアとして、「休養」の考え方と習慣をより世の中に広め、商品を通じて皆様の日々の生活がより豊かになるよう貢献していきたいと思っています。

そのために、PRに対する力を社内に付け、効果的な広報活動をすることによって、私たちの思いや商品、情報を発信していきたいと思っています。

ネタもとさんには、今後とも力添えいただきたいと思っています(星様)

「広報PR活動の自走化」を強力にサポートする「ネタもとプラン」に加え、PRコンサルタントが情報発信業務を代行しながら、さまざまなノウハウを提供する「委託広報室」をご利用いただき1年半になる、株式会社ベネクス様。

着実に、自社内の広報PRの成功に欠かせない「3種の神器」である、メディアとの接点、PRのノウハウを蓄積し、広報人材の育成も築き上げているようです。

PR会社に依頼するのではなく、自社内にノウハウを蓄え、「広報の自走化」を目指したい企業様には、大変参考になったのではないでしょうか。

お忙しい中、快く取材にご協力いただきました、株式会社ベネクス 副社長の星様、コミュニケーション・プロデュース部の豊島様、下山様、斉藤様、本当にありがとうございました。

引き続き、皆さまの広報活動の自走化がより加速するようサポートしていきたいと思っています。

参考:株式会社ベネクス様 社員28名 ( 2022年2月現在)


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