ネタもとサービスを「漫画」でわかりやすく紹介

ライバルが少ない今こそ、地方はチャンス

ライバルが少ない今こそ、地方はチャンス

勉強会の参加が難しい地方でも、
メディアが探す情報に応え露出成功

広報担当者と奥田社長

地方の企業にこそ「PR」活動が必要。
近年、PR業界では、こういった言葉をよく目にするようになってきました。

今回、ご紹介する 株式会社レ・コネクション様も、中長期的な会社の未来を見据え、
広告から、広報PR活動へと舵をきり、成果をあげている企業です。

「京都の街を次の世代に紡ぐ担い手になりたい」

「人を結び 街を紡ぐ」

不動産売買、資産運用、宿泊施設の運営を行っている株式会社レ・コネクションが、2016年の起業当時より掲げているブランドスローガン。

地元京都でのネットワークを活かし、京都の街を次世代に紡ぐ担い手になりたい、という想いで、自社だけでなく、不動産業・地域産業の発展を追求。

近年、社会問題となっている「空き家」についても事業の一環として、京町家の再生事業に積極的に取りくみ、空き家となった京町家を再生し宿泊施設として運営しています。

以下、株式会社レ・コネクションの広報担当者に、ネタもとサービスについて語っていただきました。

「広告」から「PR」へと舵をきった理由

「これまで、雑誌や新聞、情報誌・折込チラシ、公共交通機関の協賛ポスター・看板・サイネージ、広告記事など、さまざまな広告は打っていましたが、具体的な反響がわかりづらく感じていました。

広告では、運営する施設の紹介や、不動産業としての売り物件募集など、内容は多岐にわたっていましたが、創業して3年が経ち、一つひとつの事業で広告を打つよりも、『社名を売る』ことの必要性を感じるようになったのです。

会社を知っていただくことで、不動産のお客様には信頼を。運営する宿泊施設のお客様には、選択をしていただくことの両方が叶うことを期待し、広報PR活動をはじめました。

また、メディアに掲載されることにより、地域の住民の方に安心を持っていただきたいという想いで、広報PR活動に取りくんでいます」

「ネタもと」のPR支援に期待したものは?

「広告ではなく、取材にきてもらえるような企業になることを目標としていましたが、実際、具体的にどのようにメディアにアプローチすればよいのか、社内の誰も、わからずにいました。

ネタもとを選んだ理由は、その方法を知りたかったからです。どのようにメディアに露出できるのか、そのノウハウが得られることを期待し、「委託広報室」プランを利用することにしました。

地方で「ネタもと」を活用することへの不安は?

「利用する前は、不足なく、サポートしていただけるのかという点で不安がありました。

また、地方だと、勉強会やセミナーになかなか参加できないことや、「委託広報室」プランでは、月2回のヒアリングが電話会議になってしまうことが、デメリットとしては、あるかと思います。

しかし実際は、作成したプレスリリースへの細かなアドバイスや広報活動のサポートはもちろん、具体的にメディア受けする取りくみを提案してもらえるので助かっています。

社内からは出てこない発想や視点を知ることができるのは有意義です。サポート担当の方は、プレスリリースの組み立て方、切り口を、的確に指導してくださるので、いつも「なるほど!!」と感じます。

弱音を吐くこともできますし、とても頼りにしています。実は、まだ実際にお会いしたことがないのですが」

これまでに、ネタもとで実施した内容・成果は?

「実は、勉強会やセミナーには、この7ヵ月間で2日間(全4講座)にしか、参加したことがありません。

プレスリリースは、合計9回配信。「委託広報室」プランで作成をおこなったプレスリリースは5本。残りの4本は、広報担当の私がゼロから作り、ネタもとのサポート担当の方にアドバイスしてもらい公開しました。

メディア側から、今探しているネタが届く「リクエスト」には5回エントリーし、そのうち1回採用されました。タイトルは、『働き方についてインタビュー可能な60歳以上の社員、もしくは外国人社員』で、直接、全国紙の記者から電話取材をいただきました。

プレスリリースを公開するとメディアからの問い合わせが多く、「京町家の空き家問題の社会的背景、業務提携」などの情報で掲載を獲得。

宿泊施設を利用した地域交流の「イベント企画」では、全国紙地域面にも掲載。京町家再生事業の業務提携のプレスリリースでは、日経電子版に掲載されました。

ネタもとを利用して得られた成果

「メディア露出の実績はもちろんのこと、業界誌、webニュースなどへの掲載により、多くの成果を得られました。また、社内の意識向上や、お客様から掲載をみたという反応にもつながっています。

メディア露出以外の成果としては、上京するタイミングに合わせて、同じ業種の他社に訪問する段取りをつけていただき、その企業の広報担当者と面会することができました。

他社の広報担当者とお会いしたのは、後にも先にも、このときだけなので、大変有意義で参考になりました。

私自身、広報を担当して、まだ日が浅いのですが、日々感じていた不安を理解してくださる方にお会いできてうれしかったです。

地方の企業へネタもとを勧めるとしたら?

メディアからの「リクエスト」が「東京近郊エリア」に限定していることが多いので、その分、東京近郊エリアの企業は、競争率が激しいのではないかと想像します。

その点、地方だと、「出張のついでに」取材にきてくださる東京のメディアさんがいらっしゃるので、そこがオススメできる点かと思います。

また、地方で広報活動に力をいれている中小企業が、まだそれほど多くないうちに、しっかりサポートしてもらうことで、結果に繋がりやすいのではないでしょうか」

今後のさらなる目標

「不動産を通して、京都の街の未来を紡ぐ担い手になりたい、不動産業のみならず、不動産を母体として、さまざまな事業を展開していきたいと考えています。

具体的には、今期中に、運営する宿泊施設を50棟まで増やすことを目標としています(現在35棟)。さらに、これから京都市の条例で簡易宿所を営業する際には必要となる「施設外帳場」を京都市内各所に展開します。

来年には、本社を京都駅近くに移転し、本社オフィスは2F。1Fには当社管理物件の専用レセプションと飲食店を開業する予定です。

京都駅前には専用のレセプション完備

飲食店を運営することでご宿泊いただくゲストの満足度の向上はもちろん、地域の活性化にも繋がることを期待しています。

ゆくゆくは、地域行事へのゲストの参加、地元の飲食店や産業と連携し、点ではなく面で協力し、共に京都の街の活性化につなげていきたいと思っています。


今回は、京都において不動産売買、資産運用、宿泊施設の運営を行う株式会社レ・コネクション様の事例をご紹介しました。ぜひ参考になさってみてください。

参考:株式会社レ・コネクション様 社員数40名(2019年10月現在)


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