ネタもとサービスを「漫画」でわかりやすく紹介

効率的に認知度アップを実現

効率的に認知度アップを実現

“オリジナル商品を気軽に作る文化を”
その実現のために
情報の信頼度が高い「広報PR」に注力

オリジナルウェア・グッズの製造販売、5000品目以上のプリント可能商品を取り扱っており、商品以上の『プラスワン(+1)の価値』を提供することを理念に掲げている、 株式会社プラスワンインターナショナル

WEBサイトを中心に、リアル店舖の数は、全国23か所とトップクラスで、オリジナル制作の魅力を発信する新形態のコンセプトショップ「PRINTONE(プリントーン)」を2019年12月にオープン。

今回は、ネタもと導入から4年目を迎えた同社の広報室 白井 優子様に、広報活動に力を入れた背景やネタもとを選んだ理由、自走化に成功した秘訣などを詳しく伺いました。

広報室 白井 優子様

当時の経営課題や悩み

弊社はオリジナルTシャツやポロシャツ、ユニフォーム等のウェア・グッズ制作を行っています。ネタもとと契約した当時は、もっと広く、様々な人たちに私たちの商品やサービスを知ってほしいという強い思いがありました。

中でも、私たちが扱うオリジナル商品の制作は、皆さんが思っているよりもっと簡単にできて、誰にでも作れるということが世間に認知されていないという課題がありました。

弊社の場合、写真1つでも簡単にオリジナル商品を作ることができるのですが、一般的にはハードルが高いと思われがちです。例えば、しっかりしたデザインがないとダメ、でき上がるまでに時間がかかりそう、商品ができるまでのやり取りが大変そう、など、二の足を踏まれることがとても多かったんです。

また、オリジナル商品というと、クラスTシャツ、チームウェア、企業のノベルティ、ユニフォームをイメージする方が非常に多いと思います。ですが、ハンカチやエコバッグ、マグカップなどの商品も制作することが可能です。記念日や記念品などの特別な日はもちろん、普段の何気ない日常から、もっと気軽にオリジナル商品を作る選択肢を、皆さんに持ってもらいたいという思いがありました。

「ネタもと」導入前の広報PR活動状況

私は前職で広報経験があったので、弊社が広報活動に注力するタイミングで広報担当者として入社しました。

代表は以前より広報に理解があり、「お客様にワクワクするモノや時間を提供し、我々自身がそのフィールド作りをワクワクしながらチャレンジし続ける」という夢を持っている中で、それを実現するためには、広報機能が必要だと語っていました。

当時は社員数も限られており、本社にも広報部などは存在せず、専任の広報担当者もいませんでした。広報活動自体は、全く行っていなかったわけではなく、新しい商品やサービス、新店舗が出たタイミングで、ホームページにお知らせを掲載することや、配信サイトを利用し、プレスリリースを発信するといった広報活動は、それまでも子会社などでも行っていたようです。

前任者も、他の業務と兼務しながら行っていたこともあり、広報活動にだけ時間を割くことが当時はなかなか難しく、代表の希望はあったものの積極的に広報に注力できていなかったようです。

PRに力を入れた理由

弊社は、EC販売で大きく成長した企業ですが、お客様に提供できる付加価値を考えると、EC販売だけではなく、リアル店舗をオープンさせることは、今のこの業界においてとても大事だという考えに行きつきました。

サンプルを見て、実際に商品を触って確かめることができるので、ネットショップでは分かりづらかった部分も解消できるというお客様のニーズもありました。すでに複数店舗をオープンしていたものの、今後はリアル店舗にも積極的に力を入れていこうと思った際、どうやって世の中に認知してもらうのかを考えたことが、広報PRに注力することになったきっかけです。

広告だと、どうしても届ける先、ターゲットが絞られてしまいますよね。また、自社側の発信なので受け手の情報信頼度も、第三者視点で発信するより低くなってしまう点が懸念としてありました。

リアル店舗の情報発信ももちろんなのですが、代表が思う最終的な目的は「もっと広く私たちの商品やサービスを皆さんに認知してもらい、この業界をリードしていきたい」ということです。

オリジナル商品を作る必要が出てきた時に初めて思い出す方が多いと思いますが、弊社は「もっと気軽に使える」「楽しんでもらえる」といった、皆さんが「生活の中でワクワクする1つの接点になれたら嬉しい」という思いが根底にあり、そのコンセプトショップを出すタイミングとも重なり、情報信頼度も高い広報PRに注力していこうとなりました。

「ネタもと」を選んだ理由

EC販売だけではなく、「オリジナル製品の楽しさ、素晴らしさを知ってもらいたい」という私たちの想いをより理解してもらうため、リアル店舗かつ他にはない新形態のオリジナル制作体験・共創型の旗艦店「PRINTONE(プリントーン)」を2019年に作ることになりました。

会社が新しい動きをしていく中で、やはり広報活動をきちんと行っていかなければいけないという背景から、新たに広報室を立ち上げたという経緯があります。

渋谷にオープンすることは、すでに決まっていましたし、オープンPRに力を入れて行っていきたいという思いがあったので、効率的にPRを行えるツールをちょうど探していました。

ネタもとでは、プロダクト情報を発信できるプレスリリースの配信はもちろん、代表の思いやコーポレート情報を出せる『ネタたね』、メディアが探している情報が直接届く『リクエスト』を活用できるので、情報提供の場が多く、商品やサービスの情報だけではなく、もっと広く世の中に弊社の情報や思いを届けられると感じました。

また、『勉強会』や『動画』では、広報のノウハウが学べることや、『メディア交流会』ではメディアとの接点を直接作れることも魅力に感じました。

PR活動で取り組んだこと・工夫したこと

前職はIT業界でBtoB商材を扱う企業だったので、それまでお付き合いしていたメディアの方は、現職の弊社の分野とは大きく違っていました。

ですので、時間があればできる限り『勉強会』に参加し、『動画』を視聴することで、まずは新たなメディアの知識を身に付けていくことから始めました。

また、ネタもとから月次で提供される『プレスレポート』も欠かさず読んでいます。レポートには、メディアの動向が媒体ごとに書かれているので、最新のメディアの編集体制や情報収集方法を学んでいました。レポートの中には、企業が出られそうな連載コーナーや、おすすめコーナーなども具体的に記載されているので、自社であればどの媒体に当てはまるか、このコーナーなら私たちもマッチしそうだなと想定しながら読み進めるようにしていました。

実は、当初PRしたいと思っていたリアル店舗が2019年にオープンするタイミングで、コロナウイルスが流行してしまいました。弊社のコンセプトショップは、「お客様が実際にデザインや制作を体験していただくこと」を目的にしていたので、それがコロナ禍で今まで通りの身動きができなくなってしまい、メディア露出につながるような社内の動きやサービスの展開が少し難しくなってしまいました。そんなときに『リクエスト』に目を向けました。

それまでは、広報活動をあまり積極的に行ってこなかったので、代表のトップインタビューなどは行ってこなかったのですが、代表の著書などからこれまでのストーリーなども頭に入っていましたので、このタイミングで「これまでやってこなかったトップインタビューを狙ってみよう」と、代表が話せそうなテーマのリクエスト募集があれば、積極的にエントリーするようにしました。

その際は、『勉強会』や『メディアセミナー』で学んだように、代表のそれまでのストーリーや背景を具体的に記載し、読んでいる人が引き込まれるような物語の形式を意識して、1件1件時間をかけて内容を作成しました。そのおかげでリクエストから夕刊紙のトップインタビューにマッチング成立し、記事を掲載してもらうことができました。

オリジナル制作の魅力を発信する新形態コンセプトショップ『PRINTONE 渋谷店』

メディアとの接点における成果

前職は現職と全く異なる業界でしたので、入社した当初は広報活動ですぐに活用できそうなメディアの方との接点は、ほとんどないといっても過言ではないような状況でした。ですが、『メディア交流会』や『メディアセミナー』にしっかり参加することで、100名以上のメディアの方と接点は作れたと思います。

『メディア交流会』では、フリーランスのメディアの方と接点を持ち、すぐにオンラインでの説明の時間をいただき、実際に取材していただくことが決まり掲載もしていただき、その後のエントリーでもマッチングが成立しました。その方が、複数の媒体を担当していたことから複数の媒体に掲載していただきました。

フリーランスの記者の方は、特定の媒体に所属しているわけではないので、探す手間もかかりアプローチが難しいと思いますが、『メディア交流会』ではフリーランスの方も参加されているので、1名と接点が持てるだけで複数の媒体へメディアアプローチすることもできるということを改めて感じました。

また、一度接点を持てたメディアの方には、その場だけのお付き合いではなく、できるだけ継続的に何かお話しできるタイミングでご連絡をするようにしています。『メディア交流会』は、特定の媒体などの縛りはなく、多種多様なメディアの方が参加されるので、初参加の方もいれば複数回参加されているメディアの方もいらっしゃいます。

ですので、一度お会いしているメディアの方にもまたお会いできるチャンスがあり、タイミングを見計らって、ご挨拶をさせていただくことはよくあります。そういった活動から自然と距離を縮めることができ、一度だけでなく複数回記事を掲載してもらい、良い関係性を築くことができました。

PRのノウハウにおける成果

『勉強会』や『メディアセミナー』に参加し、『動画』でPRのノウハウをしっかり学んだので、メディアへアプローチをする際は、その記者の直近の記事を一通り見て、最近の傾向や動向、媒体の特性なども確認したうえで、そのメディアが求める情報にマッチする内容を提供するように気を付けています。

ネタもとでは様々な『プログラム』や『動画』が種類豊富に揃っているので、いろいろなところから学んだ知識や情報を頭の中で整理して、1つではなく複数を掛け合わせて、自分に合う形式や方法に落とし込むようにしています。

実際にメディアの編集長や記者の方がお話をする中で、「こういう形で企画を持っていきました」「ここに拘って番組を作りました」といった具体的なお話は、プレスリリースを作るうえで話の組み立て方などに役立てており、このメディアにはどこを強調するべきか、メディアならではの視点も参考にしながら記載するようになりました。

以前『メディアセミナー』で登壇してくださった新聞社の編集長の方は「直近で大きな体制変更があったから、今はユニットで活動している」というお話をされていました。これも現役のメディアの方に話が聞ける『メディアセミナー』ならではだと思います。自分一人だとなかなか各媒体の体制や直近の内部事情までは調べることが難しいので、そういったリアルなメディアの動き方がわかることも、効率的に広報活動ができるメリットだと思います。

ヒト(広報担当)育成における成果

ネタもとの様々な『プログラム』やコンテンツを通じて、前職とは異なるメディアとの接点やノウハウが得られ、今までよりも知識が増えたことで確かな自信がつき、広報活動もより中身が濃くなったと感じています。代表ともより具体的に広報や会社全体の動き方について深い話ができるようになりました。

また、メディアの方の「生の意見や考え方」を知れたことで、情報発信の方法はもちろん、情報を届けたいお客様への見せ方、お客様からの見られ方をより意識するようになりました。

弊社の商品やサービスについて、WEBだけで見ると少し分かりづらい部分もあるかと思うので、お客様が普段目にしやすいSNSなどのツールを使いカジュアルに発信することはもちろん、お客様目線で内容を作成することで、今までよりも分かりやすく、親しみを持っていただきたいと考えています。

どのメディアの方も、情報の届け方、切り口などには工夫しなければいけないと仰っていましたので、そういった部分にも今後さらに注力しながら活動していきたいと思います。

掲載された主な媒体名

・読売新聞
・日刊ゲンダイ
・夕刊フジ
・PRESIDENT
・AERA
・FINEBOYS
・バスマガジン
・ワールドビジネスサテライト
・もう中学生のおグッズ!
・今日、好きになりました。
・特命ぺこぱ ~ぺこぱ貸します~
・Yahoo!ニュース
・@niftyニュース
・livedoorニュース
・Infoseekニュース
・mixiニュース
・ベストカーWEB
・連載.jp など

店舗では商品サンプルを見ながらスタッフに直接相談することができる

掲載されるために工夫したこと

たとえ自社に新しい商品やサービスがなくても、社会全体は常に動いているので、そこから自社の商品・サービスが社会の問題にどのように関わっているのかを考えて、うまく絡ませながら話すことが一番大切だと思います。

どの企業も毎日、毎週、新しい情報が出るわけではありませんよね。それであれば、「今はこういう世の中の動きがあるから、弊社であればこんな商品がありますよ」と世の中の流れに合わせて、ネタの切り口を考えることがベターだと思います。

逆に、メディアの方に今気になっている話題やトレンドを教えてもらうこともあります。メディアが求めるニーズをきちんと確認したうえで、それにマッチした内容を提案することが大切であり、掲載への近道だと思います。

『リクエスト』も、実際にメディアの方が探しているからこそマッチング率が高くなるわけです。闇雲にアプローチをしてみてもあまり響かないと思います。

それで言うと『メディア交流会』も、事前に参加予定のメディア情報がわかるので、どんな媒体でどんな記事を書いているメディアが、こんなテーマや情報を探しているという部分まで事前に教えていただけるので、それをしっかり確認したうえで、自社ならこの情報が当てはまるだろうと考え準備し、当日アプローチをしにいくことが重要だと思います。そのおかげで、我々も掲載を獲得することができました。

どのような企業に「ネタもと」を勧めたいか

私のように一人で広報を担っている方や、人手が足りていない企業にはネタもとを使ってみて損はないかと思います。

自分でいろいろ媒体を調べて特性や過去の記事を把握し、複数のメディアへアプローチを行うことや、それらすべての広報活動を行うことがリソース面で難しい企業や広報担当者の方には、ネタもとはとても有効的に活用できると思います。

『リクエスト』や『メディア交流会』を筆頭に、すでにメディアの方がピンポイントで探している情報や具体的にニーズがわかっている情報を知ることができるので、一人でいちから調べるという手間もなく効率的に活用できる点では、忙しい広報担当者にはすごくいい広報ツールだと思っています。

あとは、「あなた明日から広報ね」というような、右も左もわからないまま急に広報を任せられた広報初心者の方にもおすすめできると思います。『プログラム』や『動画』、『メディアセミナー』では広報ノウハウやメディア知識をふんだんに学ぶことができますし、『メディア交流会』では具体的にメディアの方と直接お話ができ、接点を持つことができるので、広報担当者としてとても成長できると思います。

今後のさらなる目標

弊社では、Tシャツやグッズ、オリジナル商品を気軽に作れることを文化にしていきたいと思っています。今のように「ニーズがあった時にだけ、思い出してもらう」のではなく、必要性や特別な日ではなくても、オリジナル商品を作るという選択肢が、皆さんの中で当たり前になればいいなと思っています。

いわゆる「やらなければいけない」「必要に応じて作る」のではなく、「その商品を作りたいから作る」「もっと気軽に楽しんで作りたい」と思ってもらえるように世の中の認識を変えていきたいです。

また、何を作っているお店なのかが分かりづらいという理由で、EC販売はもちろん、リアル店舗も少し入りづらいお客様がいるかもしれないので、もっと気軽にふらっと立ち寄るだけでもいいので、楽な気持ちで足を運んでもらえるような取り組みを、今後も積極的に行っていきたいと思います。

大切な記念日や季節行事、旅行で遊びに来た際に旅の思い出として撮ったお写真や、お子さんが日常で描いたイラストでオリジナルグッズをすぐに作ることも可能ですので、皆さんの思い出や素敵な時間に少しでも貢献できるよう、今後も付加価値を提供していきたいと思います。

ネタもと利用歴4年目を迎えた、株式会社プラスワンインターナショナル様。様々な「プログラム」をフルに活用し、1歩1歩、自走化を実現されたようです。今なお、ネタもとを利用し続けることに様々なメリットを感じてくださっていることを大変嬉しく思います。

お忙しい中、快く取材にご協力いただきました、広報担当の白井様、本当にありがとうございました。

参考:株式会社プラスワンインターナショナル 様 社員100名 ( 2023年6月現在)


メディア露出成功事例カテゴリの最新記事