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“想い”に勝るものなし!経営者は大いに語り、メディアをファンにしよう

“想い”に勝るものなし!経営者は大いに語り、メディアをファンにしよう

こんにちは、株式会社ネタもと メディアリレーションズ部です。

私たちネタもとは、企業様が広報活動をするにあたり必須となる項目の1つに【経営者の広報理解】を掲げています。

広報活動というと、プレスリリースの作成やメディアリレーション構築など、担当者の活動がメインと思われがちです。もちろんそれも大変重要なのですが、そうしたテクニカルな部分よりももっと大事な核(コア)には「何のために私たちの会社は社会に存在するのか?私たちは誰に何を伝えたいのか?」という“想い”が最重要と考えます。それは「商品をPRして売り上げを上げたい」ということよりも、もっと本質的な広報の理念です。

では、その企業様において、誰が一番強くその想いを持っていらっしゃるのか。それは経営者、社長に他なりません。

だからこそ、経営者は広報の必要性を理解し、積極的に広報を経営戦略に取り入れ、自らもスポークスマンとして広報活動に参画していくことが必要なのです。

そしてそれはメディアが求めていることでもあります。だからこそ各メディアはトップインタビュー枠を設け、経営者の想いを視聴者や読者に伝えているのです。

広報活動を「ファン作り」と定義するなら、メディアリレーションは「メディアにおけるファン作り」に他なりません。

最近、ネタもとリクエストを通じて、更にその確信を深める嬉しい事例がありました。

<ネタもとリクエストとは>
ネタもとサイトが提供するサービスのひとつ。ネタもとに登録しているメディア関係者から寄せられる、月60件以上の「いま欲しいネタ」リクエストに自社情報をエントリーし、マッチングを実現します。マッチングが成立するとメディアから連絡があり、取材や掲載につながります。メディアがいまどんな情報を求めているのかを知ることができ、またエントリーに対するレビューを今後の広報活動の参考にしていただけます。

とあるメジャー夕刊紙から「今度、様々な企業のユニークな福利厚生について記事を書く予定なので、情報を探しています」という依頼をいただきました。

早速ネタもとサイトに公開し、多くの企業様がエントリーしてくださいました。ほとんどの企業様が、自社の福利厚生の内容や仕組み、実績について情報を寄せてくださった中、1社の企業様は福利厚生の詳細に加え、なぜそのような制度を設けるに至ったのか、その制度を通じて目指す未来像は何か、といった経営者の想いが切々と綴られていました。

メディアが求めたのは「ユニークな福利厚生情報」です。しかしその情報に添えられた経営者の想いは、メディアに深い興味を抱かせ、「ぜひこの社長にお会いして話を聞きたい」というマッチングに繋がりました。

結果、エントリーいただいた様々な企業様の福利厚生制度の内容は、企画されていた記事にて掲載されました。しかし想いを添えてエントリーした企業様は、その記事とは別に、大枠で紹介されるインタビュー記事として掲載されました。

その記事には福利厚生についても触れられていたものの、メインは「経営者がどのような想いで企業を運営しているのか」という、企業ブランディング観点において素晴らしい内容のものでした。

このように、メディアという(文字通り)媒体を介して、経営者の想いが可視化されることは、事業にプラスになることはもちろん、社員のエンゲージメントを強めるインナーコミュニケーションにおいても非常に有効と思われます。

広報活動に携わる皆様には、メディアリレーションにおいても「商品」「制度」といった自社情報を点で発信するのではなく、常に一貫した自社の理念や想いをリンクさせてのストーリー作りをしていただきたいと思います。

また、経営者の皆様も、ご自身こそが最も想いを伝えることができるPRパーソンであることを理解し、情報発信に大きく関わっていただければと思います!

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