【メディアとの関係性構築編】
こんにちは、株式会社ネタもと カスタマ―サクセス部です。
みなさんは、寄稿記事を執筆したことがありますか。
寄稿記事とは、新聞、雑誌、WEBなどのメディア媒体に対し、記者側が企業や団体・個人に取材をして記事を書くのではなく、企業側が自ら記事を書き、メディア媒体に提供し掲載してもらうことです。
今回は、不動産の賃貸・売買・仲介を行うL社様が、寄稿記事で掲載に至った「成功体験談」をご紹介します。
投資や金融など、お金に関する情報を扱うメディアの方と、不動産やマネーにまつわるテーマでお話をさせていただく機会があり、特に「寄稿記事を書ける人」を探されていました。
メディアの方からは「不動産の基礎知識をテーマにした執筆は、ウェキペディア等で調べられてしまい、記事として扱うことが難しいので、マンショントラブルをテーマに執筆できないか」というご相談がありました。
当社は不動産の賃貸・売買を取り扱っているため、希望テーマにお応えできると思いました。また、以前別のメディアでも寄稿記事を執筆した経験があり、ぜひ書かせてくださいとお伝えしたところ、正式に依頼をされました。
そこから、当社が固めた内容を編集者の方と何度もすり合わせをして、ようやく記事になりました。寄稿記事は通常の取材とは異なり、何度も編集者の方と打ち合わせをするため体力勝負とも言われているようで、途中で連絡が滞ってしまい、企業側から寄稿を断られてしまうこともあるそうです。
そのような背景から、寄稿記事は通常の取材記事よりも時間はかかりますが、寄稿経験のある企業は信頼の獲得にもつながると教えていただきました。
また、メディアの方は、寄稿記事をお願いする企業の判断基準として、「執筆者プロフィールが一番重要」だとおっしゃっていました。
特に、過去に執筆した経験が豊富にあるかという点を見られているそうです。マスメディアでの執筆経験がない方でも、ブログやオウンドメディア等で執筆経験があれば、そちらを見て判断することもあるとのことでした。
寄稿記事の枠がある媒体では、随時様々なテーマで寄稿可能な方を探されています。
寄稿記事は長期戦になるため、実際に執筆する方とメディアの方の信頼関係がとても大切で、メディア側が案出ししたテーマに対して、いかに柔軟に対応できるか、きちんとした内容を執筆できるかという点を過去の執筆履歴から判断しているそうです。
寄稿記事でメディアの方にアプローチをする際は、ご自身が話せる内容に加えて、執筆者のプロフィールを充実させて情報を提供することで、執筆可能なイメージをメディアの方に湧かせられます。
取材記事でのメディア掲載以外にも「寄稿記事」という方法もありますので、ぜひ参考にしてみてください。