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広報とIRを連携させたことで株価がストップ高まで上昇

広報とIRを連携させたことで株価がストップ高まで上昇

【社内の情報収集・社内コミュニケーション編】

こんにちは、株式会社ネタもと カスタマ―サクセス部です。

上場企業のみなさんは、広報とIRをきちんと連携して情報発信できていますか?

今回は、上場企業の広報担当者による「広報とIRが連携するメリット」について、体験談を通してご紹介します。

当社は、上場企業で広報とIRの2つの部署があるのですが、広報とIRが分かれており、部署を跨いでの働きかけはほとんどなく、連携もうまく取れていませんでした。

私は広報部に5年ほど在籍していましたが、今年から経営企画室として、広報とIRが同部署となり、広報とIRを兼務することになりました。

広報部は営業本部の管轄、IRは管理本部の管轄だったので、IRとして出したい情報と、広報としてメディアが求めている情報にズレが生じていると感じ、同時にIRも広報視点を取り入れた情報発信が必要であることや、実際にIRの業務をやってみて広報力で拡散できる内容がとても多いと感じていました。

そこで異動を機に、広報とIRの連携を深めるよう働きかけました。

具体的には、まず、年間計画書の一本化を行いました。広報部では年間計画書を作っていたので、そこにIRの年間計画も入れてもらうようにしました。これにより、どのタイミングで何をやっていくのかが一覧できるようになり、該当する社員全員に共有することができました。

また、広報とIRを連携させるためにIRの業務にも広報視点を積極的に取り入れました。

例えば、IR開示資料でいうと、以前までのIR開示資料は非常に見づらく、数字をExcelでまとめているような内容でした。そのため、広報の感覚を取り入れ、個人投資家にもより刺さりやすいビジュアルや伝え方へ修正しました。

基本的なことなのですが、IRにおいても広報視点を持ち、 “どのようにしたら相手に伝わりやすいか” を意識するようにしました。

さらに、IR専用の問い合わせ窓口を開設。私が広報とIRを兼任し驚いたことの1つが、個人投資家や機関投資家の方々からの問い合わせは、全て代表窓口になっていたことです。

広報であれば、メディアの方専用の取材問い合わせ先を必ず設けるため、IRにも専用の問い合わせ窓口が必ず必要だと感じたため、新たに開設することにしたのです。

広報以前の話かもしれませんが、こういった小さなことでもIRに広報視点を取り入れることができると思い改善していきました。

このような取り組みを通して、広報視点を持って情報発信をする必要性を管掌役員や部下に浸透させました。

IRは、Investor=投資家への情報発信ではありますが、広報もIRも、結果的には会社の情報を開示し世間にアピールすることで、ステークホルダーの方々に弊社のファンになっていただくことが目的です。

ですので、積極的に広報視点を取り入れ情報を開示することのメリットを、常に対話や打ち合わせを通じてIR担当へ浸透させるよう心がけました。

このように広報とIRを連携させるようにしたところ、IR担当から「個人投資家説明会をもっと工夫したほうがいいのでは?」というアイデアが能動的に出るようになりました。

具体的には、個人投資家説明会で著名エコノミストやトレーダーの方と社長との対談を行い、著名エコノミストやトレーダーの方から個人投資家の方が知りたい情報を質問してもらうような形式を取り入れることです。

著名エコノミストやトレーダーの方のファンである個人投資家の方が多くいらっしゃるので、新たな個人投資家の獲得ができるのではないかというアイデアでした。これは「当社のファンになってもらいたい」という広報的な考え方であり、IR担当に広報の考えが浸透した結果だと感じています。

また、前述したように広報とIRの年間計画書を一本化し情報発信の連携が強まったことから、IR情報についても広報がプレスリリースで発信することを意識して行うようになりました。

ある企業との業務提携に関するIR情報をプレスリリースとして公開した直後、株価がストップ高まで達したという経験もしました。社長にもとても喜んでもらえ、広報とIRが一体となって情報発信をする重要性やその凄さを改めて感じました。

今回は、広報とIRが連携できていないことに課題を抱えていた企業様が、広報とIRが連携することの重要性を感じ、その実現に向けて取り組んでいった結果、成果につながったという成功体験談をご紹介しました。

広報もIRも会社の情報を外部へ発信するという、とても重要なポジションであり、連携することで効率的に情報発信ができ互いの強みを活かすことができます。

同じように連携がまだ取れていないという企業様は、ぜひ今回の体験談を参考にしてみてください。

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