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「社員の魅力」を知っている広報になろう

「社員の魅力」を知っている広報になろう

こんにちは。株式会社ネタもと 広報プロデュース部です。

本コンテンツでは、会社のファンづくりに欠かせない「コーポレートPR」の情報発信のコツをお伝えします。

今回のテーマは「社員を知ろう」です。

コーポレートPRでは、人を通じて会社を知ってもらう方法があります。商品やサービスも、それを生み出した社員のストーリーから伝えることで、その価値や思いが伝わり、商品だけでなく、会社のファンが増えることにつながります。

そこで今回は、広報担当者が「コーポレートPR」につながる社員の情報を、どのように知り、情報発信すると良いかをお伝えします。

社員の魅力や活動を伝えることは採用広報につながる

広報は、事業の情報だけでなく、「働く社員の情報ツウ」になることも大切です。

ニュースの要素は、新奇性、時事性、独自性などがありますが、人間性、ヒューマンストーリーもニュース要素の1つです。

例えば、商品誕生までの試行錯誤したストーリーは、他にはない唯一のストーリーになります。また、事業以外でも子育てと仕事の両立、仕事の効率化のための仕組みづくりなど、働き方の新たな制度を作り出したプロセスなども独自性のあるストーリーになります。

そのようなストーリーは社員の魅力はもちろん、仕事のやりがい、社風も伝わる内容となり、採用広報に活用できる情報になります。

「〇〇のことなら、この人に」と分かる“社員名鑑”を作る

では、社員のことをどのくらい知っているでしょうか。コミュニケーションが密にとれる人数のスタートアップだと「社員1人ひとりの趣味や特技まで知っている」かもしれません。

しかし、50人以上、特に拠点が多いと、仕事で関わりがある社員や同期入社の社員以外は、担当業務以外のことは知らない社員の方もいるのではないかと思います。

メディアで紹介されている社員インタビューの記事には、「商品開発者として話を聞く」「新たな制度を人事担当者に聞く」などがありますが、それ以外に「趣味を仕事に生かしている人」「身近に活用できる豆知識を業界の専門家から聞く」「ギャップのある転職をした経験」のような、社員の趣味や特技、今までの経験などがテーマの記事もあります。

広報が、社員の方の趣味や特技、今までの人生ストーリーをあらかじめ知っておき、「選手名鑑」や「タレント名鑑」のように「社員名鑑」をまとめておくことで、社員を取材するコーナーがあるメディアに情報提供することができます。

もちろん、社員本人の承諾は必須ですので、その点も忘れずに確認しましょう。

「情報が集まりにくい…」その場合はどうする?

リモートワークの会社も増えたことで「ちょっと立ち話」ができない環境にもなった今、社員の特技や趣味までは気軽に聞くことができないと思われる方もいらっしゃると思います。

その時のおすすめの1つは、人事の方に協力をもらうことです。人事担当者は入社時にいろいろな会話をしているため、社員をよく知る人として、橋渡しになってもらいます。また、人物を通じての広報は採用につながりますので、人事とともに「光る社員」をPRしていくことは効果的です。

その他として、広報主体の社内イベントを開催しコミュニケーションの場を作る、社内報のコンテンツに「社員インタビュー」コーナーをつくり、インタビューを通じて社員の方の知らなかった特技を聞くこともできます。

最近では企業が直接情報発信できるプラットフォームも多く、社員インタビューを発信している企業も増えているので、他社の発信も参考にしながら、商品やサービスのPRではできない「社員の強み」を通じた「会社のファンづくり」にチャレンジしてみてください。

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