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営業パーソンに学べ!メディアリレーションは広く・太く・長く

営業パーソンに学べ!メディアリレーションは広く・太く・長く

こんにちは、株式会社ネタもと メディアリレーションズ部です。

本日はネタもとメディア交流会を舞台に成果を出されることの多い企業様によく見られる、メディアリレーション時の立ち回りや、その後の付き合い方についてお話しします。

<ネタもとメディア交流会とは>
ネタもとが開催する、メディア記者と出会えるオンラインイベント。参加する記者30~50名と1on1でコミュニケーションを取ることが可能。その場で話せなかった記者も含め、翌日に全参加メディアの連絡先を企業様に共有します。貴重なメディアリストとして、今後の広報活動に役立てていただけます。

企業で広報をご担当される方は、広報専任の方を除くと、特に中小ベンチャーにおいては他部署と兼務されることが多いようです。一般的には、人事ご担当や総務ご担当など、バックオフィス業務の方が兼任されている印象です。

社員や社内制度をよく知る方が、広報として情報発信をすることでインナーブランディングが強化されるなど、人事や総務と兼任されることによるメリットが大きいと感じます。

一方、営業部門の方が広報を兼務された場合、メディア人脈作りに力を発揮される例が多いです。

営業担当者は「顔を売る」という意識が身についているため、ビジネス交流会や大型展示会で重要なのは、その場で商談を始めることではなく、まずは自分の顔を広げることと理解しています。

ビジネス交流会においては、その場で良い印象を与え、その後のフォローで見込み確度を上げていく。展示会では、いまはまだ見込み客ではない出展ブースにも足を運び挨拶することで、人脈を開拓する。

「人脈は広く種まきし、太く長く育てるもの」。営業担当者のこうした意識は、実はメディア交流会をはじめとしたメディアリレーションにおいても、大変重要です。

メディア交流会などで知り合う全てのメディアが、自社の発信したい情報に合っているとは限りません。むしろ大半は合っていないかもしれません。

しかし、合っていなくても積極的に接点を作る “営業マインド” が大事なのです。

確かに、その記者やフリーライターが“いま”探しているテーマは、自社情報とは合わないかもしれません。が、一般的な企業同様、メディア運営会社にも担当替えや別メディアへの異動、業界内での転職はあります。またフリーランスであれば、求められればあらゆるメディアに記事執筆しますし、様々なメディアとのパイプを持っています。

そもそも、メディアの方と知り合える機会は滅多にありません。その稀有な機会を逃さず、しっかりと人脈を作ることは、企業広報における重要なミッションであり、必須スキルです。

事例をご紹介します。

女性向け商材の販売をされている企業で広報をご担当されているのは、営業を兼務されている女性です。この方は毎回のメディア交流会のたびに、ヒラヒラと蝶のように次から次へとメディアに話しかけていらっしゃいます。

自社商材に合うメディアはもちろんのこと、合わないメディアにも

「初めまして!こういう商材を扱っております、いま御社向けの情報は持っていないのですが、これもご縁ですのでぜひ今後ともお付き合いください」

以前に会ったことのあるメディアには

「こんにちは、ご無沙汰しています!お元気ですか?最近どんなネタを探してますか?」

などなど。

1人と話しているのはごく短時間ですが、なんとこの方、広報を担当されて1年でいくつものメディア掲載を獲得されるなどの成果を出していらっしゃいます。

交流会での様子を見ていると、商材とはまるで畑違いのメディアの方が

「そういえばこの間知り合ったライターさんが、おたくの商品に合いそうな記事を書いているって言っていましたよ。もし良かったら紹介しましょうか」

と申し出るなど、ご担当者の種まきが成果につながっているのだと感心いたしました。

聞けば、日常においても

「お元気ですか?昨日の貴紙で〇〇さんが書かれた記事を読みました、とても興味深かったです!」

「ご無沙汰しております!最近、私どもの業界で新たな兆候がありますので、業界情報としてお知らせしたいと思いご連絡しました」

など、知り合ったメディアに絶えず細やかなコミュニケーションを取られているとのことです。見習うところが多いです!

よく企業広報の方から

「交流会でメディアの方と知り合ったのですが、新商品や新サービスなどの情報がないと連絡してもご迷惑かと思い、すっかり時間が経ってしまいました・・・」

と相談をいただきます。

確かに忙しいメディアの方に意味なくご連絡するのはお勧めしませんが、記事の感想や業界動向などの情報交換は、とても喜ばれることも多いです。一期「一」会で終わらせず、ぜひ営業マインドのもと積極的にリレーションを紡いでいきましょう!

(ただし、ゴリゴリに押されるのを嫌うメディアは多いので、そこだけ気をつけたいですね)

記事の内容は、以下の動画でもご覧いただけます

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